今週の出走馬

 今週はなかなか楽しみなラインナップ。それぞれ変化や強調材料もあり、ポジティブな週末です。

 土曜の阪神22に出走のレッドシェリフ。とにかく鞍上が変わることが最大のポジティブ。小牧も総合的には駄目騎手ではないですが、条件級での創意工夫という意味では落第点なのは事実。とにかく学習能力がなさ過ぎてね…福永騎手に変わって気持ちよく先行できれば能力的にはこの条件で困る馬ではないですし、今後のためにも最低限目処は立てておきたいですね。思いつきや気まぐれの類かも知れませんが、馬はこのチャンスを活かして欲しいと願います。まあ、次は何事もなかったように鞍上戻ってる気はしますが…。温情は人を駄目にこそすれ、育てはしないですよねー。まあ、橋口先生はもう良いお年なので、温情路線も有りだとは思いますがー。

 土曜はもう1頭、中山のレインボーSに出走するビンテージチャート。ここを使って休養が既定路線で、良い結果欲しいところ。準OPでも通用する目処は立っていますが、勝つとなると何か手助けが必要。エビショーがプラスに出るかマイナスに出るか。いずれにせよ勝負してくれる騎手なので、良い起用だと思います。状態維持も出来ずに行き当たりばったりで馬を使う方と比べ、上原さんの管理維持、調整能力、レース選択はかなり信頼できます。もう6歳ですし、来年がある保証もない。大事な一戦になります。頑張れ。

 ヨゾラニネガイヲは日曜の未勝利芝14。阪神でどんな競馬になるかと言うところはありますが、3戦連続岩田を、意図的に固定して使ってくれるのはこの調教師の良さを示しています。初戦は5着、2戦目は4着と一応数字の上では前進しましたが、競馬振りは思ったほど良化しなかった印象もありました。今回3着以内に来られるかどうかで今後の期待値が決まりそう。引き続き乗って貰えるように頑張って欲しいです。前走からも栗東で7本追って、じっくり調整。一流への道を上がりつつある須貝調教師ですが、ここで驕って素材頼みに陥る調教師が多い中で、この人のこの地味、というか地道な取り組み方は目を見張ります。今、関西の一流クラスで、華やかさと地味さを両立できているのは角居さんと安田さんくらいですね。そこに加わっていけるかどうか。今後の継続性次第ではありますが、可能性は低くないと思えます。1歳の出資もほぼ決まりましたし、引き続きよい面を色々見せて貰えると嬉しいですね。同じ元騎手でも大違い。人間、苦労するって大切ですね。


 以上3頭、どれもノーチャンスではありませんが、勝ち切るにはちょっと心許ないところも。何とか1頭勝ってくれると嬉しいんですけどねえー。

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