次に期待。

3日は軽めの調教を行いました。「傷腫れの影響かもという話はしましたが、もしかしたら鉄がもうひとつフィットしていなかったのかもしれません。と言うのも、前日に競馬へ向かうため鉄を履き替えたのですが、競馬の日の朝、馬の状態を見たところ少し球節が浮腫んでいたんです。競馬へ行くには問題ない程度と思ったのですが、複数の目でジャッジした方がいいと思い、朝早くから装蹄師にも診てもらって、大丈夫という判断のもと競馬へ向かいました。それで無事勝って帰ってきてくれたし、レース後も脚元は問題ありませんでしたのでホッとしました。念のためすぐに鉄を脱がしているのですが、今は浮腫みも目立っていません。以前も球節を中心に疲れが出やすかった馬ですからね。関東オークスに選出されれば、脚元の状態を見ながら進めようと思っていましたが、選ばれませんでした。すごく残念だったのですが、もしかしたら競馬の神様が“今は無理をしない方がいい”と言っているのかもしれません。多少なりともそうやって波を見せるわけですし、今は押せ押せで使うことはせず、一度リフレッシュさせます。強い勝ち方をしてくれたからこそ、大事にしてあげたいですからね。レース後にお話したように今のところ今後はダートをメインにと考えていますが、先輩のプロヴィナージュの例を挙げれば、最初はダートの短いところかなという感じだったのが、成長したことで距離もこなせるようになり、今では芝の中・長距離でも対応してくれるようになりました。成長してくれれば、いずれ芝でもいい走りができると思っています。次芝を使ってみようと思う時が今秋なのか来年なのかはわかりませんが、いずれは芝でよりいい走りができるように育てていければと思っています」(小島茂師)4日に山元トレセンへリフレッシュ放牧へ出る予定です。

 関東オークスは、ラヴェリータの作る早いペースで、出られればこの馬に向く競馬になったのではないかと期待しましたが、残念。まあ、調教師の言う通り、不安が全く無いでもない現状、ここで地方のダートを力走して、ガタが来て年内全休、とかになったかも? と思えば、良い除外でした。

 しっかりリフレッシュするようですから、早くても復帰は7月後半くらいでしょうかね? 出走できる・出来ないは別にして、秋華賞の施行時期までに2つくらいレースが出来ると良いなと思います。

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