来た。

 ピース勝ちました。レース前にあまり傲慢なことを言わないように自制していましたが、まともに走れば負けようがないと思ってましたし、5馬身差も納得です。松岡君、お疲れさま。小島茂先生もお疲れさま。執念実って良かったです。

 目指すべき道が見えたかな。ブラックエンブレムの道ではなく、プロヴィナージュの道。是非関東オークスに出て欲しい。そして秋は秋華賞へ〜。同厩には牡馬ながらナサニエルなどのダート2勝以上クラスがごろごろいるし、ライバルは身内かもな。万能タイプだけに、プライオリティを下げないで置いてさえくれれば、厩舎事情に合わせて便利使いしてくれて構いません。とにかく、鞍上の対策だけ早々にしておいてもらえたら。しかし、今日の勝利で、松岡は「ダートの手駒」としてまず手放さない気もするなあ。ま、乗り続けてくれるのであれば、一流に脱皮しつつある若手騎手。何の文句もないんですけどね。幸い、マイネル牝馬のダート強豪が居ない。暫くは平気かな。

 馬券も、昨日のエントリで書いた通り、ド本線。3連単2点で取りました。

 レース回顧とコメントは後ほど〜。→取り急ぎレース回顧。

 馬体の雰囲気などは、ここ数戦同様高水準。500万の馬じゃないことは確か。でも、こういう馬がなかなか出世しないのが、牝馬の難しさですよねえ。レースは、まずまずのスタートから、逃げグループを見る6・7番手の外。チークの効果もあってか、集中して走っているように見える。3コーナー、唸る手応えで先団をの差をじわりと詰めて、4コーナーで外へ出すと、直線向いた段階で、もう勝利を確信。抜け出してからは流す競馬で5馬身差。時計も1分36秒9と牝馬限定戦としては(馬場もあるとは言え)なかなかのもの。

 チークの効果や、馬場などもあるでしょうが、ともかく牝馬相手の500万であればこのくらい走っても、という競馬ですね。加えて、メンバーが楽でした。

 さてこの後。休養して夏復帰もあるでしょうが、関東オークス出走を望む場合。レースは6/17。ダメージ残らなければ間に合うスケジュール。JRA枠は4頭。無論、芝のクラシック路線からドロップダウンしてくる賞金持ちも居るでしょうが、ダート路線の本賞金900万以上で見ていくと、筆頭は先日のOPを勝ったラヴェリータ。次いでサクラミモザ。この2頭が賞金上位。900万組はピースの他、スマートダズル、フキラウソング、ポルカマズルカ、ショウサンウルル。リュシオル、ダイアナバローズあたりの、ダート勝ちがある馬や、短距離路線の馬も出てくるかも。ああ、アースリヴィングもいます。本賞金は820万なんですけどね。出走できるのかなあ? 去年の1・2着(ユキチャン、プロヴィナージュ)はどちらも900万馬だったけど。

▼クラブコメント
30日の東京競馬では前に馬を置く形で5、6番手の外を追走。抜群の手ごたえで直線へ向かい、楽に突き抜け5馬身差の圧勝。「跨がって具合の良さを感じていましたし、もともとこれくらいは走れる能力がある馬ですからね。終始手ごたえも良かったし、余裕を持って乗ることができました。直線は反応を見たかったので、少し気合いをつけましたが、期待どおりのいい走りを見せてくれましたね。抜け出してからは次を考えて無理しませんでした。いろいろな競馬ができる馬ですし、とても乗りやすいですね。今日はチークピーシズを着用したことで集中して走れました。まだまだ良くなりそうですし、上のクラスに行っても楽しみです」(松岡騎手)「中間にごく軽い傷張れがあったのですが、心配するほどではありませんでした。今日くらいの勝ち方ができる馬ですし、求めるものも高いので、今日の返し馬の動きはやや不満に感じていました。少なからず不安もあったので、勝ててホッとしました。気を抜くところがあるのでチークピーシーズを試しましたが、効果はあったと思いますし、今後も着けようと考えています。現状ではパワーがありすぎるためダートがより良さそうです。芝でもやれる馬ですが、しばらくはダート戦をメインに考えていくつもりです。競馬と調教で教えていくことで、しなやかな走りを引き出していきたいですね。そうなればお姉さんのブラックエンブレムに近づいて、芝でもいい走りができるようになるでしょう。例年以上に選出されるかは微妙ですが、関東オークスに登録します」(小島茂師)これまでの鬱憤を晴らすかのような強い勝ち方を見せてくれました。次は6月17日の公営・川崎競馬関東オークス・ダ2100m)に登録する予定です。

 出られると良いな! 夏にはダートの新しい重賞も出来たし。牡馬相手は厳しいと思うけど。

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。