(アルシラート)驚いたね。

 アルシラートは春風Sに出走、3着でした。

 今日は出遅れず。掛かり気味に先行して、4角で動き、4番手で直線へ。一瞬、突き抜けそうな手応えだったものの、そこからは伸びを欠いて3着。

 頑張ったね。平坦だったら押し切れたかも。グリーンウッドでも厩舎でも、フォーム改善に重点を置いたのが功を奏したか、単に良い気分転換になったか。以前の障害調教もそうでしたが、いつもと違うことをやると、良いリフレッシュになるタイプなのかも。

 そう思うと、今こそ平坦芝を使って欲しいけど……。まあ、あまり望んでも酷なので、ゆるーく観察します。

▼クラブコメント

 差のないスタートから、前半は好位6番手の外め。道中はスムーズに流れに乗り、直線では先頭に踊り出る勢いでしたが、残り100mの叩き合いで僅かに競り負け、惜しくも3着での入線となっています。
「一完歩目は決して褒められたスタートではなかったのですが、遅れをすぐに取り戻し、スムーズに出て行ってくれたのが好走につながりました。外枠からまともにレースを運べたのも大きかったですよね。先頭まであとちょっとだったのですが…」(吉田豊騎手)
「今日は外枠でしたし、この馬にしてはスタートが良く、スムーズに流れに乗れたのも大きかったですね。このクラスに入っても能力的にはヒケを取らない馬。いつも今回のような競馬をしてくれれば、こんなに遠回りをしなくても済むのですが…。うちの3頭出しの中では最も人気薄でしたが、結果的には最先着。今日のところは好しとしましょう。引き続き出走のチャンスを与えてあげ、結果を求めていきたいと思います」(森調教師)
◆久々に本馬の良さをみせてくれた爽快感と、あと一歩及ばなかった悔しさが同時にこみ上げてくる3着。中間の調整法にひと工夫をした効果でしょうか、この馬なりに頭を下げて走れていましたし、自身としてはこれが昇級後の最先着ですから、方向性は良好と判断してもよいでしょう。今後も馬体とテンションを維持しながら、ひとつでも多くの出走機会を与えてあげることがオープン入りへの近道となるはず。この一戦だけで過信できないのが本馬のキャラクターでもありますが、気温の上昇とともにさらに状態を上げていきたいところです。(HTC)

 偉そうな調教師、人ごとっぽいクラブ。

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