(アルシラート)まあ、こんなもんでしょ。

 アルシラート阪神10R摂津特別に出走。11着でした。

 馬体は+4キロで悪くない感じだけど、それ以前に馬っ気出てるし放尿するしw リラックスの現れ、と思うかー。ヒカルオオゾラ良い馬。やっぱ逆らえない。

 スタートはまずまず。ヒカルオオゾラが出遅れ。定位置の後ろから3番手くらい。外に出遅れたヒカルオオゾラ。3角でヒカルが前へ行くがアルシは動かず(動けず)。4角、内へ。直線、内に進路無く、外へ。だがヒカルが蓋になって出られず。ヒカルスパート後ももたれるような走り。やはり坂で力が入らないか。最後、100くらいは真っ直ぐ走ったけど既に遅し。1秒差の11着。

 まあ、これは普通に坂のあるマイル戦に使った陣営のミスでしょう。ちょっと期待してましたけど、この結果も全然納得・予想の範疇です。ぱっと見、祐一君の騎乗ミスのように見えますけど、馬に力があればヒカルの前で一緒に動いてるわけで。とにかく腰がパンとして、後脚に力が付くまでは1200で嵌るのを待つか、平坦小回りを使った方が良いよ。このレースは出走決まってから「故障無く反動無ければいいや」と言っていましたし。次は適鞍に使って欲しいですね。正月京都か、少し間隔を空けて小倉でデムーロか。目先の勝ち負け拘るなら、外人か地方騎手(ヨシネンとか)使うと良いでしょうけど、中長期的に大成させるなら祐一君のままが良いな。まあ、とにかく無事なら良いです。

▼クラブコメント
 前半はダッシュがつかず、後方馬群の中。直線に向いて外に持ち出し、追い上げを図ったものの、持ち味の瞬発力がみられず、結果11着での入線となっています。
「距離延長でレースの流れには落ち着いて乗ることができ、うまく脚をタメることもできました。それで伸びないのですから、距離が長いということなのでしょう。デキはいい意味で平行線。まだトモが淋しく映りますので、現状では京都の1200、1400mあたりが合うのかもしれません。直線でゴチャゴチャしたように見えたのは、すでに脚がなくてモタモタした分。脚があればビューンと抜けられるはずですからね。力量的にはこのクラスにいる馬ではないですし、まだまだこれから。ただ、本格化には少し時間が必要かもしれません」(福永騎手)
◆「すでに阪神で勝っている馬。今の感じであればマイルも許容範囲」(厩舎陣営)であり、本馬をよく知り、高く評価してくれている福永騎手が騎乗可能ということもあって、摂津特別に向かいましたが、今日のレースを見る限りでは、“距離”が敗因とされても仕方ない内容になってしまいました。また、パドックで立ち止まって2回も放尿するなど、馬の気持ちが全て競馬に注がれていなかったようにも感じられ、全体的にまだまだ良化途上の様子。先がある馬ゆえ、次については調教師とよく検討したうえで、方向性を定めていきます。(HTC)

 クラブのコメントは「なーんもわかってねーなアンタら」ってかんじ。対して祐一君のコメントは的を射ている。上にも書いたけど、このレースを見て「福永騎乗ミス!」と感じるのは、余程アルシラートを買いかぶってるか、何も見てないかのどっちか。東京でのレース振り、今日のレース振り、競馬場のコース特性と、もたついた箇所を照らし合わせれば敗因は騎手でも距離でもないのははっきり。

 繰り返しになるけど、次は京都か小倉でお願いします。

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