無理はしないでくださいね。

4日の中山競馬ではスタートのタイミングが合わず、やや後手になり中団からの競馬。馬群の中から直線伸びてくるも4着。「逃げにこだわっていなかったし、出たなりの位置から競馬をしようと思っていました。ゲートの中でガタガタしていたし、ややスタートが遅くなってしまいましたね。道中はスムーズに流れに乗れたし、馬群の中でも上手に走っていました。追ってからもしっかりと伸びてくれました。ただ、ゲートの中だけでなく、輪乗りの時でもソワソワして、まわりに敏感に反応していたし、スタートを切る前に力を消耗している感じですね。能力の高さは感じるので、若さが解消してくれればもっと走ってくると思いますよ」(藤田騎手)「ゲートで落ち着かず、やや出遅れる形になってしまいましたね。風の影響もあったのか、返し馬からいつもより若さが見られていました。道中はいいリズムで走れていましたが、馬群も密集していたし、勝負どころで外から勝ち馬に被された面もありましたからね。キャリアも浅い馬だし、今日のところは仕方ありません。使ってきてテンションが上がってきているので、この後は短期放牧に出し、精神的にリフレッシュさせてからダービートライアルを目指していくつもりです」(上原師)結果は4着でしたが、デビュー以来、初めて厳しい競馬を経験しました。キャリア3戦目ということを考えると評価できる走りだったと思います。この後は脚元のチェックも含めて、いったん山元へリフレッシュ放牧に出し、5月2日の東京競馬(青葉賞・芝2400m)を目標に調整していきます。

 足元もあるし、若さもある。まだまだ、完成度は低いです。それでこれだけやれているのだから、十分ですね。前走は逃げながらも早めにペースアップしてのロングスパート。エルコンを見ていても、キングマンボ系の種牡馬はこういう騎乗が似合うんでしょうね。昨日は、諸々引っくるめてやや不完全燃焼感です。

 この後は青葉賞を目指すようですが、コンディション云々言わず、昨日の面子では勝てないと、青葉賞での権利取りは難しいですし、更にその先は無いでしょう。可能性がある内は、目指すというのは全然オッケーですけど、大事なのはダービーよりも将来なので、無理をしないというのは大前提にお願いしたいです。

 まあ、その辺は上原調教師はかなり信頼できますので、あまり心配してないですが。

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