安心した。

4日福島競馬ではまずまずのスタートから前目を追走する。勝負どころでは早めに先頭に立つも、最後まで勢いを保ったまま後続を離して優勝。「悪くないスタートを切れましたし、リズム良く運べましたね。道中は捲っていった馬を行かせてから、こちらも早めに動く形にはなりましたが、スタミナがあって最後まで余裕がありましたね。人気をしていましたし、何より力のある馬だからしっかりと勝つことができて良かったです」(ルメール騎手)「ここまで悔しい競馬が続いていましたから、まずは結果を出せてホッとしていますし、ここまでお待たせして申し訳ありませんでした。そしておめでとうございます。前走で権利を獲ってはいたもののそれなりに続けて使っていましたから、放牧を挟んでしっかりと英気を養い、今日の競馬に備えて来ました。天栄での調整が上手くいって、そのいい流れをトレセンに引き継げましたし、能力的にはここは負けられなかったですから本当に良かったです。この後についてはこのまま競馬場から天栄にリフレッシュ放牧に出す考えもありますが、ひとつ勝ったことでより馬にあったローテーションを組めるでしょうし、今後の様子を見ながら次をどうするか決めていきます」(上原師)ダート戦では常に上位争いに加わっていただけに今回はキッチリと結果を出したいところでしたが、早め先頭から最後は流すほど余裕のある走りで見事勝利をおさめてくれました。この後については馬の状態を見てからになりますが、上のクラスでも安定した走りで結果に結びつけてほしいものです。

 ルメールが乗る段階で99%勝つとは思ってましたけど、競馬に絶対はないので結果見るまではドキドキしましたねー。まあ、ここまでの敗因ははっきりしていて、それが取り除かれたわけで、能力的には遅すぎた感じですが。スローでハマったら怖かったですが、蛯名が捲ってくれたのが幸いしましたね。それでもそこですかさず追撃して、直線入り口で潰しておくのはルメールだから出来る芸当。一緒に動ければ一流、潰せるのは超一流。戦略力の差は歴然でした。それこそ未勝利500万なんて重賞以上に戦略力だけで勝てるゾーンなのだから、騎手のウェイトってのは本当に高いです。

 柴山が下手な騎手とは言いません。ソツ無く回ってくることに関してはむしろ上手い部類でしょう。それでも勝つための勝負をせず、減点を極力減らして人気馬の役目だけを果たすような騎乗は私は認めないし、それを未勝利戦でやるようなゆとりには出資馬には絶対乗って欲しくない。あれだけ叩かれている福永だって、G1以外ではその馬の能力を発揮するための勝負をどこかではしています。更に解せない(許せない)のは失敗した騎乗から学んでる様子がないところですね。彼の中では大本命で脚を余して3着は成功の部類にはいるのでしょう。だいたいこういう騎手は「勝負所で動けなかった、勝ち馬の脚色が勝った、出し抜かれた、もうちょっと馬が成長してくれば」とか言い訳をします。セパレートコースでタイムを計る競技ならそのメンタリティも良し。でも相手がいて競い合う(つぶし合う)競技で、そういう言い訳をする時点で自らの無能をさらけ出しているようなモノですよね。わざわざ地方から来てこれじゃあなあーと思いますが、それでもそこそこの乗鞍は集めるし、一流と呼ばれる(呼ばれる、重要)調教師でも結構信頼している。まあ、競馬ってそんなもの。

 とりあえずこの時期に脱出できて本当に良かった。競馬振りから500万でも通用しそうですが、時間が確保できたことで成長を促す余裕も出来ました。こうなれば上原先生の良いところがどんどん出てくる。これから楽しみしかありません。

 これで命名馬の勝ち上がり100%もキープ。レプランシュデビュー前に確定して本当に安心してますw

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