おお、2日空いちゃった

 ブログを2日放置してしまいました。ここ1年半くらいは、ほぼ毎日、書かない日があっても1月2月に1度という感じだったのですが。
(無駄に長くなったので折り返しておきます)

 まあ、いつも「更新しなきゃ」と思ってるわけじゃないので、ネタがないとどうしても空いてしまいますね。丁度、仕事も落ち着いて、「現実逃避」エントリもしませんしw 人間的には良い状況です。

 はてな「ダイアリー」なわけですが、日記としてのブログを書くって本当に大変ですね。そもそも、日記を人に見せるって事自体が「お前芸能人かよ」という部分もあり。余程注目を浴びる人や、波瀾万丈なイベントだらけ人間じゃない限り、日記ってそんなに面白くなりようがないですし。そうすると、オフでその人を知ってる友人ばっかコメントして、一見賑わってるけど完全にサークルが出来上がっている「じゃあMIXIで良いんじゃないの?」というものになっちゃいますし。逆に、その独特の空気(マイミクが更新したらコメント付けなきゃダメー、的な、なんというか、女子校ノリ)が馴染めず、MIXIすぐに面倒になった私としては、ブログをそういう環境にする気はさらさらありませんし。勿論常連さんのコメントはとても嬉しいですし、更新の原動力になっていますが、常連さん「だけに」向けてしまうとね〜。その人「の」興味あることをエントリするのがブログ、その人「に」興味ある人が頑張って読むのが日記。公開日記は、あくまで、ファンへ向けたサービス以上にはなり得ないと思います。なら、プロ・アマの仕事PRを兼ねない公開日記には意味を感じません。私は「日記」は書けませんし、それを人に見せる事は出来ません。なので、空白のエントリ期間を、日記で埋めることはしたくないんですよね(このエントリは「diary」という項目ですが、これは「その他雑記」という認識で括っています)。

 あとは、トラックバックなどを駆使しての「他との連動で読ませるブログ」ってのも、個人的には性に合わないなあ、と痛感。結局、どんな言葉を駆使しても、テキストで書いたことってのは、全方面に対する配慮というのは込めようが無く。相反する主張の双方に受け入れて貰えるようにすると、とても中庸、かつ冗長なテキストになってしまいますし、読みやすくしようと省略すると、ぱっと見、言葉足らずになってしまいますし。

 ブックマークコメントなんてまさにその典型ですね。100文字でぱっとコメント付ける、というサービスが当初はとても面白く、色々工夫してみたり、ネタにしてみたりしていたのですが、100文字に対して普通にブログとかで何百何千文字を駆使して「ツッコミ」をしちゃう方もいらっしゃいまして。まあ、それ自体は禁止されるべき行為ではないと思うのですが。言葉足りずを自覚して「遊んでる」所に、なんか大人がやってきて砂場から出ていくよう指示された感も否めず。いや、そんなつもりで書いてないからね、と言っても、相手の方が先入観を一旦持ってる以上、補足が言い訳になっちゃうんですよね。そうなると、拾った方の「正論」も揚げ足取りになっちゃうわけで、お互いメリットに乏しい。そんなわけで、最近は本当にメモとしてしか使えていません。難しいですね。

 トラックバックにしても同様に、エントリの一部のみを抜粋して、敢えてミスリードすることで、自分の主張を助ける素材・叩き材料として「利用」することも出来るんですよね。そうした「マスゴミ的手法」を素人のブログでもやり得る、と気付いたのは結構新鮮な驚きでしたが。まあ、その先には不快感とすれ違いしかないわけで。例えば、普段私のブログを読んでくれてる人には、ある程度偏った意見も「ああ、前のこういう意見を踏まえて、もう一段進めたのか」と分かるでしょう。しかし、引用先の方はそう思わない・思えないですよね。悪意無しに、または天然の悪意で、そうして人の発言深度を低下させうるツールという意味で、なかなかおっかないものがあります。結局の所、相互のブログの深度を増すための有効な武器であるはずが、捨てハンの書き捨てコメントと同じような「無邪気さ」を持ち得る。そのことに気付いてる人、気付いてない人、気付いた上で、ある種の「悪用」をしている人。全員入り交じってて。なんというか、有用さを「めんどくせえなあ」という部分が上回ってしまいました。まあ、トラックバックスパムが増えたので、ウチがトラバを受け付けなくした=自分がトラバさせないのに、相手にするのは失礼ってのもあります。結果、ある程度気心知れた方と、プロのテキスト以外は引用できなくなっちゃいました。まあ、それはそれで良いかな。

 ブログの話、ブログの話。かといって、更新が途切れないように、サッカーや競馬、ゲームのネタを暖めておくのも大変。統計系のエントリとかがお陰様で好評なのですが、ああいうものって、本当に忙しい時には、当然出来ませんけど、全くヒマでもなかなか手が出ないんですよね…。最近は、どうしても話題にサイクルが生まれやすい(毎週末へ向けて何らかのトピックが必ず発生する)競馬・一口に偏ってしまっていますが、こういう、話題の無い週頭こそ、ゲームの話や、他のスポーツの話をすれば良いんです。しかし、ここ2日は本当に何の話題性のあるニュースも出来事もなかったなー。まあ、そういう時は、何もしないってのも自然なことですね。

 ブログやっててしんどくなるのは「エントリしなきゃ」っていう強迫観念、コメントが付くような面白い記事にしなきゃという肩の力みと、それに付随する「なんでこんな頑張ったのにコメントしてくれないの?」という失望。その辺、全部取っ払うか、乗り越えると、気楽に続けられるんですけど。どうにも、そういう性格の人ってのは、変に気合入りすぎて、躁鬱のようなブログになりがちですね。どうしても文面に「コメントしてください」という押しつけがにじみ出てしまう。そうしたエントリってのは、期待してるコメントの方向性も同時に匂い立っていて、結局、おためごかし的なコメントしか付けようがなかったり。じゃあ、コメントしなくていいや、って思っちゃうわけです。私も気を付けようと思います、って、私的には、その辺のピュアさはとうに通り越してるんですが。

 まあ、そんなわけで。エントリが途切れてる時は「あー、本当にヒマで何にもないんだなあ」と思っていただければ幸い。リアル友人は、そんなタイミングで飲みとかに誘ってくれるとなお幸い。

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