アグネスタキオンについて考える

遂にタキオンが父の2歳最多勝記録を塗り替えてしまった。たいしたものだ、勿論たいしたものだが、少しだけ違和感もある。

と言うのも、タキオンの子供が如何にも新馬向きで、仕上がりと速力で2歳戦を勝っているように見えるからだ。父も、最初はそういわれた、が、この時期にはフジキセキ始め、何頭かの「本物」も見えてきており、少なくとも「早熟のA級種牡馬」という扱いにはなっていた。自分はまだタキオンにそこまでのものは感じていない。

ショウナンタキオンなど、大駒もいることはいる。だが、あくまであちらがイレギュラーで、実体は新馬勝利→500万・OPで伸び悩みというグループの方がイメージに合う。どちらかというと父よりフレンチデピュティ寄り。

まあ無論、今後壁を次々破る馬が出てくるかも知れないし、最終的にはリーディング争いをしてくるとは思う。少なくともサンデー系の頂点には一旦立つだろう。だがあくまでポストサンデーはサンデー系以外からしか登場しないという確信はある。サンデー牝馬の力を借りずに、サンデー級ではない種牡馬がリーディングを取れるとは思えない。

タキオンはやがて「スケールの大きいフジキセキ」のような種牡馬になるだろうと予想する。最初のG1勝利はやっぱりダートなのじゃないだろうか? 父もきっとダートは破格の強さだった。なのでそう思う。

とか言ってたらショウナンタキオンが朝日杯勝っちゃったりして。

ああ、しかしエンドスウィープやエルコンが生きていればねえ…まあそれを言ったらサンデーなのだけれど。

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