2023-24シーズン2歳戦総括。

ホープフルS牝馬レガレイラが鮮やかな差しきり。正直、G1昇格後では一番手薄なメンバーだったと思いますし、レースレベル自体も例年の京成杯並かそれ以下、というのが私の感想ですが、ロスの大きな競馬をした上で最後流すところがありながら35.0を残した勝ち馬、パドックで全然よく見えなかったけど2着確保したソットサス弟、明らかにダート向きながら暮れの中山コースをしっかり捉えて走りきった3着馬は讃えられてしかるべきでしょう。今後、それぞれの馬がどの路線に向かうか、数年後に「あの馬たちが一緒に走ってたレースだったね」と回想されるようになると良いですね。

 

さて。そんなわけで2歳戦終了です。

 

POG2023-24成績リスト

 

首位は私。正直、今年は2歳を首位ターン、というのは最低条件で、どこまで離しておけるか、というのが目標だったので、最低ラインのみクリア、と言う感じです。とにかく昨年以上に早めのラインナップ。そして昨年大コケした牝馬をテコ入れしたら牡馬が大ゴケというままならなさ。それでも世代トップ級の牝馬2頭と、飛躍の期待出来る1勝馬が複数いるので、後は相対的に皆様がバケモノを輩出しなければ、と言う感じですね。まあ、既にバケモノ1頭出てますし、逃げ切れる予感はまったくしませんけどw

 

2位はマッチさん。ラインナップは例年並みに充実しつつも、どこか歯車の噛み合わない印象でしたが、暮れにダートの超大物を出しました。2択のルートはどちらを進んでも大幅に加点すること確実で、変革初年度のダート三冠制覇は見てみたいですが、こっちは今後どう転んでも多士済々になりますし、この馬にはもう一段上のレベル、国外で派手に活躍して欲しい気がします。アルセナール・ボンドガールらも順調にいけばクラシックの主軸~対抗ゾーンには来るでしょうし、現状、優勝候補筆頭と言えるのではないでしょうか。私同様、後は牡馬の活躍ですね。

 

3位はルドルフ2世さん。ぶっちぎりの前年比では少し低調にも見えた今世代も、最終日に大物を出してきました。今後はこの馬がどの路線に行くか。正直、牝馬路線では切れ負けしそうな印象もあるので、皐月賞出てきたら相当面白い。その後は、シルク以外の馬はどうも尻すぼみする厩舎の個性を逸脱出来るかですね。個人的にはシヴァースとダノンスウィッチの次走も大注目です。

 

4位はササメユキさん。大物感のある馬が多い中、1着数を大きく上回る2・3着数、というところが、良くも悪くも奥行きのある馬を選ばれるササメユキさんらしいと言うか。後は各馬、POGのピークへ向けて才能を開花させてくれるかどうか。サフィラとサンライズジパングには勿論注目ですが、個人的にはドゥレイクパセージには手薄な牡馬路線の中心に立つ可能性をまだ感じています。

 

 

終わってみれば今年も朝日杯以外の期間内G1完全制覇と、巷のPOGとは隔絶したレベルの高さになっている当POG。これならみなさんどこに行っても無双なのでは、と思うのですが、私も実際、他のPOGでは余り勝てておらず(中には15頭持ちや出走直前まで指名対応可能なPOGもあるのですが)、不思議なものです。来年も、この指名馬の中から、或いは入れ替えた馬からどんな大物が出てくるか、楽しみです。

 

 

繰り返しになりますが、その来年金杯デーが最後の入れ替え指名となります。放出馬は年明け1/4までにこちらのエントリにコメントで、入れ替え指名は翌1/5の18時までにメールでおねがいします。勿論、6日の競馬に出る馬も指名可能なので、良ければ忘れないように放出馬だけ早めに決めておいていただいて、入れ替え候補は年明けまでじっくり吟味してください。

 

私は本日段階で同行不明なら放出しようと思った母ミスドバウィが丁度帰厩。そうなると残りは地方の母レポゼッション(ライゾマティクス)なのですが、なんだかんだ浦和の限定OP級を含め既に4勝、G級で2着2回と頑張ってるので、ワンチャン羽田盃には出てくれるだろうと思って残すことにします。

 

 

それでは皆様、本年もありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします!

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