2023ラスト。

2023年最後の一口馬出走。シャーンゴッセが中山ダート1200に臨みます。

常々言っていますが、この馬は1400~1600ベストと思っています。ただ、スピードや気性面というところだと、道中折り合いを工夫しなくて良い1200の方が走りやすくはあるでしょう。当然、そのツケは直線に向いての余力の無さになってくる。前走、1200に戻して成長を感じない、味の無い競馬。それでも鞍上ルメールは「次は(1200でも)大丈夫」と言っていたのは、そこの工夫を見出したからなハズ。私のイメージではスタート後、行き脚を押さえ込んで中団前くらいまで下げて、直線最後まで気を抜かせない競馬をするのではないか、と見ていたのですが、果たして手が戻る看板にそうした期待ができるものか。無論、有馬ジョッキーにそんなこと言うのは失礼なんですけど。今の看板は「足りる馬を足りるように走らせて結果を出す」ことはできても、「足りない馬や問題のある馬を個性に合わせて工夫して乗る」姿勢は見えなくなって久しいですからね。でも、掛かる馬を御する、という一番経年劣化した部分で勝負しなくて良い1400よりは良いのかもしれません。気分良く先行→直線押し出されて先頭→引きつけて追って伸びず、という競馬で「これなら減量騎手が良かった」という感想が出てこないことを期待します。

 

12月17日(日)には美浦ウッドチップコースにて追い切られ、4ハロンから60.1-43.3-27.8-13.5の時計をマークしました。本日12月20日(水)は、美浦ウッドチップコース3頭併せ(2歳新馬、2歳未勝利)で追い切られ、6ハロンから84.1-68.3-53.1-38.3-24.4-11.8の時計を馬なりでマーク、共に併入しています。12月28日(木)中山・3歳以上1勝クラス(ダート1200m)に武豊騎手で出走を予定しています。想定時点ではフルゲート16頭の所に本馬を含め21頭が出走を予定していますが、本馬は前走4着による優先出走権を有しており現時点で除外の心配はありません。 「今日はウッドチップコースでやりました。引き続き動きも良く順調にきています。脚元、体調も問題ありません。レースではもう少しタメが作れれば良いかなとは考えています」(蛯名正義調教師)

12月24日(日)は美浦ウッドチップコース単走にて追い切られ、6ハロンから87.6-70.2-54.8-39.6-25.0-11.9の時計を馬なりでマークしました。12月28日(木)中山・3歳以上1勝クラス(ダート1200m)に武豊騎手で出走を予定しています。12月24日(日)の想定時点ではフルゲート16頭のところ、本馬を含め21頭が出走を予定していますが、本馬は前走4着による優先出走権を有しており、現時点で除外の心配はありません。

 

世間ではこの馬の勝ち上がり遅れは全部戦犯エビショー先生になってるけど、コメント見る限り、ずーっとこの人は分かってるんだよなあ。距離も1400以上が良いって何度か言ってるし。もうちょっと聞いて貰えると良いですね。

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