今週から連続して出資馬が何週か走る予定。ストの件でJRAにうんざりしており、そこのシステムにガッツリ組み込まれている一口もあまりモチベーション高く続ける感じになりません。少なくとも今シーズン（次の1歳）は我を忘れるような馬が募集されない限り、両クラブとも1年ボイコットしようかと考えており、そのままフェードアウトとなるかどうかは現出資馬の頑張り次第かな、というところであります。そんな、一口の灯火に大きく影響しそうな馬たちが走る連続出走の第1弾。まずはバロンゾラーレ。
５日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６９秒３－５４秒１－３９秒２－１１秒６）。「今週末の競馬に備えて今朝追い切りを行うことにしました。３頭併せの２番手から進む形にして終いを伸ばすようにしたところ、気持ちがだいぶ出てきたかなと思えます。緩さに関しては正直仕方がないと思えるものの、それでもこれまではコーナーを曲がり切る前に手前を替えてしまっていたのが、今日はコーナーを曲がって直線で真っすぐ向いてから替えられていましたから、この馬なりに良くなってきているのではないかと思いましたよ。本当に良くなるには時間がまだまだ必要なので、その成長を焦らず促していくためにも何とか早めに勝ち上がりたいですね。今回、鞍上が替わりますし、初戦を経験した後の２戦目とあって当日見せる様子も違ってくるかもしれませんから何とも言えませんが、何とかいい走りをして、いい結果になってくれたらと思っています」（久保田師）９日の中山競馬（３歳未勝利・牝馬限定・芝２０００ｍ）に田辺騎手で出走を予定しています。
この馬への出資は、ドゥラメンテへの信頼や、ポテンシャル高いながら馬格のなかった兄弟と違うタイプへの期待もありましたが、なんと言ってもナベヒロとのコンビ。2戦目で実現。初戦はかなりソフトな仕上げであわやの3着で確かな能力を見せてくれました。そう甘くはないかもしれませんが、2戦目での勝ち上がりが十分期待出来るところですし、陣営も言う通り馬本位の成長を促す意味でも早めに決めておきたい。非常に楽しみな一戦です。頼むナベヒロ！ 出遅れるなナベヒロ！
追記：3着。初戦より競馬の形は良かったですが、最終コーナーで手前をスムーズに変えられず膨らんだ分の差が詰まらず。手前変えてからの脚も良かっただけに残念。しかしあそこで無理に御するのも、馬の間に入れるのも現状の状態考えればリスクが大きく、今日の所は仕方ないか。直線云々より府中の方がコーナーの負担は小さい気がする。春開催、出来ればGW前後に使えれば。
続いてティンバレス子（2歳にもティンバレス子がいるのですがあちらは普通に馬名で呼びます）。
２９日は軽めの調整を行いました。３０日は美浦南Ｗコースで追い切りました（８３秒３－６６秒４－５１秒０－３６秒８－１１秒５）。「先週はトモを中心に物足りなく感じる状況にあったのですが、動かしながら少しずつハマりが良くなってきた印象です。右半身のキ甲から後ろにかけた部分に傷みやすさがあって今回も同じではあるものの、今朝行った追い切りでは、この馬なりには真直性があり、活気ある動きはできていました。去勢してだいぶ経ち、特にメンタルはフィットしてきたと感じる状況が続いていますが、レースの結果が伴わないのが悩ましいです。動きだけを見ると少なくともこのクラスのものではないと思うだけに、何とかいい結果を出せるように持っていきたいです。競馬は来週の中山戦を軸に考えていますが、福島開催も始まりますので、直前までよく検討し、判断していきます」（田中博師）今のところ４月８日もしくは９日の中山競馬（４歳上１勝クラス・ダ１８００ｍ）に出走を予定しています。
前走はバシュロが完璧と言って良い騎乗をしてくれましたが、それでも勝てなかったところに少し不安が残りました。無論今回もチャンスはアルでしょうし、津村騎手とのコンビも楽しみ。久々の中山1800がいい方向に出てくれないかな。
