今週はイスラボニータ産駒が2頭出走。最近はどちらかというと、色んな種牡馬に出資して試したい、という気持ちが強く、あまり同父の子を頭数行くわけでは無いので、珍しい。記憶が曖昧だけど、一口キャリアでも初めてじゃないかな。いや、もしかしたらウォーエン産駒あたりであったかもしれない。ともあれ、どちらも府中ダート。
シャーンゴッセは日曜府中の1Rで4戦目を迎えます。前走は最近の武豊が定期的にやる、逃げてため過ぎて馬に合わない瞬発力勝負にしてしまう残念騎乗でしたが、そのレース後コメントもやや首をかしげる短縮示唆。心なしか、エビショー先生も思うところ有った風で、どうしてくるかと注目していましたが、結果はその通り短縮。馬場とか適性云々ではなく、自分から勝負を仕掛ける攻めの騎乗をして、納得させて欲しいです。ドウデュースは見事な競馬でしたが、ロンを忘れない。
芝スタートじゃない分そこまでダッシュも効かないでしょうし、番手から中団前くらいにつけて、早めに先頭をプッシュしていくような展開になると良いなあ。
2月19日（日）東京1R・3歳未勝利戦（ダート1400ｍ）に武豊騎手で出走予定しています。想定時点ではフルゲート16頭のところ本馬を含めて31頭が出走を表明していますが、本馬は優先出走権を有しており除外の心配はありません。2月15日（水）は美浦坂路コース3頭併せで追い切られ4ハロンから53.9-39.2-25.3-13.0の時計を馬なりでマークしています。
「今日は坂路3頭併せでやりました。さらっとでしたが1回使って中2週なので十分だと思います。引き続きいい動きで順調ですよ。馬体も昨日測りましたが10キロ程度減って引き締まってると思います。前回の競馬を見るとスピードは見せていたので1400ｍは良いと思います。前回の馬場は特殊だった様で前に行った馬は止まる傾向でした。乾燥してパサパサで上滑りするような馬場で走り難くかったのかも知れません。少し湿って締まった馬場の方が良いと思います。何とか良い結果が出る様に頑張ります」（蛯名正義調教師）
追記：5着。デビューから太め続きだったけど、やっと絞れて絶好の気配。逃げの形になった段階で嫌な予感はしたけど、後は前走のリプレイ。これで距離のせいではないことがはっきり。勿論あそこで自力でギアを上げていける馬が出世する、という考えは間違ってないし、長い直線を意識した乗り方として一定の理解も示せるけど、そこに馬の個性の理解という肝心な要素が抜けてるテンプレ的な騎乗に寂しさを覚える。シルバーステート産駒ロンの前走しかり、溜めて瞬発力勝負にならないように操作できるポジションで自ら勝利を放棄しているようなオペレーションはなあ…。同じイスラ産駒で昨日のティンバレス子より先着してるんだけど、納得度は雲泥。合う馬はまだトップレベルの乗りこなしするし、劣化は言い過ぎとしても、騎乗スタイルも硬化しており、相性がはっきりした騎手で、そこを気にせず全部ファースト、というインゼルのやり方は改めてリスキー。2世代出資してみたけど、その2世代目にも酷い名前付く可能性有るし、ちょっと来季は様子見するかも。ともあれ、この馬を勝たせると言うことで考えるとあと一工夫なんだけど、鞍上が変わらないのであればレース選び。次は重賞の裏のローカルとかで若手騎手を乗せてみて欲しいですね。
ティンバレス子はマイルに戻してのレース。前走、1400で新味が出ればと思いましたが、結果は微妙。マイルの方が今は安定しそうですね。後は気持ちの部分でしょう。バシュロ騎手とのコンビは楽しみですし、良い競馬期待します。
１５日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６８秒３－５３秒４－３９秒５－１２秒０）。「今週の競馬ですが、マイルのほうにテオ・バシュロ騎手で向かうことにしました。それで、当該週になりますが肌で感じ取ってもらえればと思い、彼に跨ってもらったうえで今朝併せる形での追い切りを行っています。体のバランスはこの馬として見ると徐々に取れてきているかなと思えました。そして、今回は気持ちがあり、しかも結構強めなんです。それが精神的に苦しくて謂わばパニックのような感じのものではなく、いい意味で前進気勢が旺盛だなと思える走りを見せています。おそらく、去勢の効果が段々と出てきて精神的に落ち着き、余計な方向へ気持ちが向かず走ることに向くようになってきたことに因るものだろうと思えるんです。雰囲気も悪くなく、真面目とポジティブに捉えていいのではないでしょうか。ただし、東京のマイルは向こう正面が長いですからね。そこで力んでしまうとロスしてしまうことになりますから、折り合い面により注意して乗ってもらいたいと思います。そう考えてもやはり直接感じ取ってもらえて良かったでしょうし、いいリードを期待したいです」（田中博師）１８日の東京競馬（４歳上１勝クラス・ダ１６００ｍ）にバシュロ騎手で出走を予定しています。
6着でした。押して先頭へ立つ競馬で直線も外から並んできた明らかに手応えの良い相手を差し返す根性見せましたが、最後は後続にどっと来られて終了。鞍上はお釣り無く乗り切ってくれたし、自分の競馬はしてる。あの展開でも勝てる可能性はあると思いますが、前を見ながら折り合えるようになればなお良さそう。ただ、距離はここら辺がベストでしょうね。ローカル1700も試して欲しいな。一度使った時は岩田オヤジのぶっ壊し競馬だったので、今なら＆鞍上違えば面白そう。
