クレオールは東京7Rに出走、1着でした。
パドックでの久々を感じさせない馬体。出走が決まった時から前走レベル+持ち時計比較からも好走は確信してましたがここで勝ち負けまで格上げ。レースは4コーナーから早めに仕掛けに行ったのを見て安心して直線見ていましたが、思いのほか前の馬がしっかり走ってくれてギリギリでしたね。最後はさすがに声が出ました。
好スタートから控えてロングスパートというこの馬にドンピシャ過ぎるナベヒロの騎乗はもう讃える他ないですが、なかなか順調に使い込めない中でクラス替え直前の府中1600というベスト条件にこの鞍上を確保して、しっかり走れる状態に持ってきた厩舎も同等以上に讃えたい。下級条件の馬なんて牧場オーダーがあったら戻して場当たり的に目の前のレースに空いてる騎手あてがって格好だけつけて放牧するのが当たり前のご時世に、こういう仕事ができる人は本当にありがたいです。この馬は他の厩舎だったら高確率で未勝利エンドだった筈。1000万に上がっての競馬はかなり厳しいでしょうが、北海道シリーズも府中マイルと並んで合いそうな条件。どこかでワンチャンないかと期待します。
一口的には今年初勝利でしたが、歯車噛み合っていない馬が多いとはいえ、今のラインナップならいずれ勝てるだろうとは思ってましたし、そこまで焦りはありませんでした。これを機に少し流れが好転してほしいものです。
でもあれだなー。ナベヒロでの久々の勝利の馬にフレンチノワールの子が一緒に走ってたのはちょっと感慨深かったなー。
20日の東京競馬では優勝。「以前のレースを振り返るとちょっとズブそうなイメージでしたし、今日の馬場は前が止まりにくかったので好位につけて運びたいなと考えていました。実際にゲートはまずまず出てくれましたから、積極的に進めましたよ。強気に外を回ったこともあってさすがに最後は一杯になったものの、本当にしぶとく脚を使ってくれましたね。馬の頑張りには頭がさがります。今日はいい馬でチャンスをいただき、ありがとうございました」(田辺騎手)