運命の2週目。

先週の出走2頭はどちらも勝つチャンスある中で届かず。バロンゾラーレの方は次で改善してきそうな気がしますが、ティンバレス子の勝ち味の遅さはなかなか…。いっそ千直で見てみたいですけど。そんな微妙な流れから、勝負の3週間、2週目。まずはキャロットのキープスマイリング

 

12日は美浦南Wコースで追い切りました(79秒6-64秒2-50秒4-36秒8-11秒8)。「関西への輸送も控えた当該週の追い切りはテンションを上げすぎないように注意して単走で行いました。道中は馬のリズムを重視したので速くなってしまったものの、その分折り合いは問題なく、ストレスなく走れたと思います。とても大きなストライドで走るので見た目には速く感じないものの、体をしっかりと使えていましたね。終いはいつものこの馬らしくこれ以上加速する感じはないですが、ずっと一定のままいつまでも走りづづけられそうな感じで良かったですよ。この時計でも余力がありましたし、道中の息遣い、息の入りともによく、仕上がったと見ています。馬体重は542キロで、脚元に関しては両前球節がちょっと張っているので気を付けていきますが、歩様は問題ありませんので、しっかりとケアして週末のレースに備えたいと思います」(武井師)16日の阪神競馬(3歳1勝クラス・牝馬限定・ダ1800m)に北村宏騎手で出走を予定しています。

 

前週の更新では陣営から「勝てば関東オークス」という声も聞かれました。それだけの魅力、どうやっても勝つだろうという能力を感じる前走ではありましたが、関西遠征の競馬と言うことで、蓋を開けてみないと感は強いですね。そして久々のキー坊。北村と言えば西の友一にすっかり主役を奪われてしまいましたが、まだまだ衰える年でもないですし、昨年はある意味リハビリの1年として、今年はまた中堅以上の活躍を見せて欲しいですね。良い内容の競馬にして、今後も乗って欲しいな。

 

追記:4着。4コーナーから終始窮屈な競馬になってしまった。それでも交流重賞を目指すのであれば跳ね返して欲しかった不利だし、僅差とは言え負けてしまった以上、自己条件からコツコツが正解。キー坊としてはイン突きに徹するわけではなく早めに外に出すのでもなく、やや場当たりな騎乗になってしまって残念。応援はしたいけどなー…。

 

次、インゼル勢からオストファーレン。

 

4月12日(水)は栗東坂路コース併せ馬で追い切られ、4ハロンから51.9-37.7-24.4-12.3を一杯でマークし僚馬(古馬3勝C)と併入しています。今週の動きの良さから明日の状態を確認した上で、本馬は4月16日(日)阪神・3歳未勝利戦(芝1600m)の出走が検討される事となりました。想定時点では想定時点ではフルゲート18頭に対して、本馬を含めて18頭出走を表明しています。鞍上は和田竜二騎手を予定しています。 「けさはいい動きでした。時計も良かったですね。このあとのメディカルチェックと明日の様子次第ですが、これなら今週使えそうです。集中力という点では2000メートルよりもマイルのほうが良さそうです」(大久保龍志調教師)

 

まずは脱武豊で万歳。勿論、武豊が駄目な騎手と言いたいわけではなく、何度も言っているように、馬と騎手には相性があって、動かしていった方が良いタイプは向いてない騎手ということです。その点、和田騎手になるのは明らかにプラス。出来れば同じ条件で違いを確認したかったですが、マイルへの変化も良い方向に出る可能性(逆も)。勝ち上がり間近の馬が何頭かいて骨っぽそうなメンバーですが、なんとか良いところを。

 

追記:12着。陣営も言う通り、これまででは一番マシな競馬だったし、マイルで追走に苦労する中、姉妹までビッシリ追って貰ったのも良かった。これでスイッチが入り、条件面も含め模索していければ光明見える。しかし、馬っぷりも調教などの動きも、こんな苦労するイメージないんだけど。難しいものだ。

 

ラストはシャーンゴッセ。

 

4月12日(水)は美浦Wコース併せ馬で追い切られ、6ハロンから87.2-70.0-54.5-39.2-24.8-11.5の時計を馬なりで計時し僚馬(古馬2勝C)に併入しています。4月16日(日)中山・3歳未勝利戦(ダート1200m)に武豊騎手で出走を予定しています。想定時点ではフルゲート16頭に対して、本馬を含めて8頭の出走表明にとどまっています。 「今日はWコース併せ馬でやりました。ゴール過ぎてからも1ハロン程度緩めずに行かせました。先週に引き続き良い動きでした。順調に調整できていますし、体調も問題ありませんので何とか結果を出してほしいと思っています。週末ひと雨ありそうですがこの馬のスピードを生かす意味では良いと思います。よろしくお願いいたします」(蛯名正義調教師)

 

こちらは鞍上の進言に従って更に短縮。問題はそこではない気がしますが、逃げる形は一番この馬とこの騎手の組み合わせとしてバッドだと思うので、短距離になってテンに速い馬を行かせる形になれば新味が出るかも、と期待します。本当、頼むから逃げて溜めて溜めて瞬発力勝負だけは勘弁…。

 

追記:2着。逃げる形にならず、追走する形でやっとまともな競馬に。外々の運びになった分と、ギアの上げ方が紳士的(表現)な鞍上も相まって、なんとかなったんじゃないかな感はありはしますが、目処が立つ良い競馬でした。次こそは。

 

 

 

 

 

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