新馬新馬。

今週は新馬が2頭デビュー。少頭数持ちなので、同週デビューは非常に稀。前回はいつだったかなあ。覚えてないや。まずはキャロットのキープスマイリング

 

14日は美浦南Wコースで追い切りました(84秒0-67秒4-52秒7-38秒0-12秒0)。「先週の追い切りの様子もそうですが、テンションが高くなってきているので、当該週となる今日の追い切りは単走にして、気持ちを上げすぎないように配慮して行うことにしました。その効果か、先週までと比べて冷静に走れていて、折り合いも問題ありません。動きを見ても力強いキャンターで走れていました。4コーナーあたりからより平常心になっていて、直線では物見をして進んでいかないくらいの様子を見せていたことから終いに促しています。そうするとすぐに反応してしっかりとした脚取りで駆けられていたので問題ないでしょう。最後まで余力があったこともあり、右へのモタれはありませんでした。道中の息遣い、息の入りも良く、状態は整っていると見ています。骨りゅうのある左前脚の状態は落ち着いていて、その他も気にならず、歩様も大丈夫です。当日のテンション次第になるかと思いますが、何とかいい形で走ってくれたらと思っています」(武井師)17日の中山競馬(2歳新馬牝馬限定・ダ1800m)に横山武騎手で出走を予定しています。

 

時計こそなかなか良いものがありますが、気性面から、この後また間が空きそうな気配。そうなると、ある程度の結果は欲しいところ。多頭数だけにある程度前で運ぶ競馬をして欲しいですが、この気性がゲートにどう出るかなあ。

追記:2着でした。パドックから暴れてピーキーな競馬をするとイメージしていたところ、やる気はどこと心配になるくらい落ち着いていて、返し馬も上々。これならと思ったけどレースはとにかくズブい。押し通し追い通しでなんとか2着確保という感じ。しかし今日の抜けた馬が突き放すレース続いたダートでああいう追い詰めかた出来たのは額面以上に評価できるし、馬体はダート上級馬のそれ。元々繁殖(アワブラ)期待という面もあり、その条件になるであろう3勝目標は無理筋では無さそう。それ以上になるにか、以下で終わるかは、レース後すぐ次を意識できる馬かどうか。来週のコメント注目です。

 

次はインゼルのオストファーレン。

 

12月18日(日)阪神・2歳新馬(芝2000m)戦のデビューを武豊騎手で予定しています。想定時点ではフルゲート16頭に対して本馬を含め9頭が出走表明しています。12月14日(水)は栗東坂路コース併せ馬で追われ4F52.4-38.3-25.3-12.8の時計をG前強めでマークし僚馬(古馬2勝C)にクビ差遅れています。

「まずまず動きましたね。少しモッサリしていたし、時計もそこまで出た感じがなかったけど、出ていましたね。良かったと思います。」(武豊騎手)、

「今朝は武豊騎手に乗ってもらいました。動き、時計ともに良かったですね。ジョッキーの手応えも上々とのことでした。あとはレースに行ってどうかですね」(大久保龍志調教師)

 

こちらは最終的に8頭立ての少頭数。スローのヨーイドン濃厚で、ここまでの父産駒を見ていると、切れ味勝負は厳しいでしょうから、流れを促すようなポジショニングからの持久力勝負を期待したいですが、この鞍上なので後方でじっくり構えそうな気も。武豊をして、イメージより時計が出ていた、というのは良い要素だと思いますが。今年一番期待している馬ではありますが、未知の部分が多く、どう出るか楽しみ半分、心配半分ですね。

追記:8着でした。パドックでは良い馬だなと思わせつつ、太め感もあって明らかにこれまでのサクソンウォリアー産駒以上にパワー型。となれば少頭数2000と言う条件は適正外で、押し出されて逃げる形から促されつつもあまり進んでいかず、直線入口ではもう余力無し。諸々、度外視できる内容ではあるけど、使った成果を活かすべく、次はできるだけ間隔を開けず、絞ってピリッとした形で競馬に出てきて欲しい。ダートでも良いと思う。

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