ぎこちない。

 エルマンボは招福Sに出走、3着。

 小倉を使って以来、ずっとスタートから前半の立ち回りがぎこちないというか、固いというか、重苦しいというか。とにかくスムーズさを欠く走り。勝負所の反応も以前より悪いし、直線も動いていると言うより無理矢理動かしているという印象。

 僅差の3着まで来ているので、やっぱり力はある馬ですが、今はまだ、昨年のツケが残っている状況と言わざるを得ません。府中開催のダート2100は是非使って欲しいですが、それで秋まで休むくらいならここで休養でも良いかもですね。なんにせよ、押すところ、引くところの判断はしっかりして欲しいし、牧場との面倒な確執(?)を持ち込まないようにお願いしたいところです。

 それでも、ここ数戦を見る限りではひょっとしたら衰えも…? とも考えてしまうところ、漸く格好の付く着順には来てくれて良かった。妹に追い付かれちゃいましたけど、ウォーエン牡馬は6歳7歳になってもへたれ無いのが売りなので、是非今年も頑張って貰いたいですね。

10日の中山競馬ではスタート後に押して先団につける。道中はそのまま前目で進め、直線でもしぶとく伸びるが3着まで。「ある程度促して位置を取りに行きましたが、結果的には外を通った影響もあったのか、直線ではジリジリとした脚になってしまいました。内をロスなく立ち回れるのに越したことはないのですが、そうは言ってもタイプ的には器用ではなくズブさがあるので、外を自分のリズムで上がって行きたいだけに、レース運びに難しさはありますね。力はあるだけに、勝ち切れず申し訳ありません」(F.ベリー騎手)休養明けを一度叩いての前進に期待がかかりましたが、結果的には直線の追い比べで先着を許してしまいました。それでも終いの粘りは前走よりも増していましたから、次走での勝利を目指したいものです。この後については、レース後の状態や番組を見た上で検討していきます。

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