そう甘くはない。

 2週連続で厄介なG1になりましたねえ。オークスとダービーは馬券も獲ってスッキリしたい。そんなヴィクトリアマイルの後に走ったティンバレスパドックでは少し細く見せつつもいい気配でしたが、直線ぱったりで13着でした。

15日の東京競馬では13着。「考えていた以上にゲートを出てくれましたし、初めての条件でも戸惑うことなく、好位をスムーズに追走することができました。我慢もしっかりと利いていたので直線が楽しみなくらいでしたが、近くにいた勝ち馬や2着馬に一気に離されてしまって…。この馬の競馬はできたと思いますが、今日の結果からも経験を重ねつつ何とか前進を図っていきたいですね」(川田騎手)

 前走G2での競馬振り、1000万の勝ちっぷりから、通用するのでは、という期待感はありましたが、古馬ダート準OPの壁は甘くありませんね。久々に惨敗と言っていい内容でした。

 いつも言ってることですが、ウォーエンって抜群の手応えで直線先頭に立つまでは良いんですが、そこで満を持して追い出してもだらしないことが多いんですよね。もっと早めに突き放すような競馬をするか、ギリギリ前を捉えきるようなしぶとい競馬をするか。今回は外枠ということもあり、好位から余裕たっぷりに直線持ったまま先頭。普通ならあそこで「行けるかも!」と興奮するところですが、ウォーエンマニアな私なぞは「あ、こりゃいかん」とすっかり諦めモードでした。そうした流れも含め、色々向かなかったところはありますが、もう少し力を付けてからじゃないとこのクラスの牡馬相手は辛いな、と感じたのも事実。丁度、もう少しで降級ですし、その前にホームでもう1戦使うも良し、休んで夏の1000万から再出発も良し。いずれにせよ、目標は大分先になりましたので、年内に準OPで好勝負するところまで持ってくることを目指して頑張って貰いましょう。

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