スタートさえ…!

18日の福島競馬では4着。「実戦で乗せていただいたのが初めてな分、どこまでの対応をすべきかの判断が難しかったです。変に強く当たりすぎて暴れてしまっては良くないと考え、返し馬からも強すぎないアクションと舌鼓で反応を作るようにしていましたが、実際ゲートが開いてもこちらの意図があまり響いていなかったような感じでゆっくりと出てしまいました。悪さをしたり、体を硬くしすぎたりはしていませんでしたし、おとなしくこなしてくれたのは確かでした。そのスタートだったので、一番人気が自分で展開をつくる、前が残りがちな流れのなかでしたから、よく頑張ってくれていますね。途中で出していくために合図を出すと少しだけ突っ張るような素振りを見せていたんです。若さゆえにまだしっかりと走ることが身に付ききれていないのでしょう。スタートもそうですが、そういった課題点が解消してくるともっと良くなってくるはずです。これだけ長い脚を使ってくれますし、距離はもっとあっても対応してくれると思います」(西田騎手)

 出遅れで終了の流れの中、3コーナーから長い脚を使って良く掲示板まで来ました。漸く能力の片鱗を確認できた気はしますが、課題は多い。とにかくはスタート。速くなくても五分から中団には付けられなくては勝負にならない。逆に言えば、それだけでも勝ち負け見えてくるところではありますが…。

 西田騎手にはびっしりと競馬して貰って感謝です。ボンクラが乗ったらただ終いに賭けて「良い脚で7〜8着」とかだっただろうな。こういうレースでスイッチ入るきっかけを掴めればいい。そして後は使い込めるかですね。頑張れ!

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