一方その頃。

25日は美浦南Wコースで追い切りました(84秒1−68秒3−53秒6−39秒5−13秒5)。「乗り役さんですが、GⅠの裏でなおかつ函館開催があることからやはり思うようなところもなかなか捕まらない状況でした。そのこともありますし、ちょっと息遣いも気になったので稽古から流れで乗ってもらえるようにと今回は伊藤工真にお願いすることにしました。牧場にも乗りに行ったりと一生懸命だし、競馬もしっかりと乗ってきてくれるでしょうからね。それで今日の追い切りには工真を乗せて単走で動かしたんです。息遣いへの対処法として舌を縛ってみました。昨日は普通キャンターを乗ったのですが、感触が悪くなさそうなので今日の追い切りでも試したところ追い切りの最中は気にならなかったとのことでしたよ。気持ちが緩んだ時にほんの少しだけ気にはなったようなのですが、速いところへ行っている分には大丈夫そうということでしたので競馬もこの形で行ってみたいと思っています。乗り役を乗せていたこともあるのでしょうが動きはシャープでしたし悪くないと思うんですよね。ちょっと硬いところがあるようなので多少湿度の高さなどで堪えているのかもしれませんが、いいリズムで走れれば良いところを見せてくれるはずです」(上原師)「今日の調教に跨らせていただきました。率直な感想としてはちょっと前さばきが硬めだなと思ったんです。それはトモの頼りなさの影響もあるのかなと思えるものでもありました。特にトモのほうに関してはハローがかかる前のいちばん馬場コンディションがタフなときの追い切りだったこともあるのかなと思えたので、そう感じるのは致し方なかったのかもしれません。先週あたりは息遣いがちょっと気になったということだったのですが、対応されていたこともあってか走っている間はそこまで気にならなかったですね。ゴール板をすぎて向こう正面へ流している時にちょっと粗いかなという気はしましたが、おそらく走りには影響ないかなと追い切りでは感じたので、競馬でもいい走りをしてくれればと思います。今日の動きだけで言うと馬場が悪くなるとノメってしまいそうな印象も受けるので、できるだけいいコンディションで走らせてあげたいですよね。あと、ちょっと乗り難しそうなところもあるようなので、内田さんが乗っていた時のレースを中心にVTRもよく見て勉強してレースに臨めるようにしておきたいと思います。よろしくお願いいたします」(伊藤騎手)29日の東京競馬(3歳上500万下・牝馬限定・芝1800m)に伊藤騎手で出走を予定しています。

 この調教師と騎手の誠実さ。雲泥ですな。勝ち数だと正直大差ないですけどね。彼のような騎手には乗って貰って、例え結果が出なくても後味が悪くなりません。

 条件も現状考えられるベストだし、一個でも上の着順なるよう頑張って欲しいですねー。

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