実質の再始動戦。

14日は軽めの調整を行いました。15日は美浦南Wコースで追い切りました(64秒8−51秒4−38秒4−13秒3)。「今日の追い切りに乗せていただきました。単走だったのですが、他の厩舎の馬が外にいてこのままだと巻き込まれかねないと判断してコーナーではちょっと内目を通ったんです。その分、全体の時計は速くなりましたが外々を一杯に走らせたわけではないので、おそらくオーバーワークにはなっていないはずです。動かし出しの息遣いがちょっと重めに感じたので前半からそれなりには動かしたつもりですし、このひと追いでまたしっかりとしてくれたらと思います。動きは以前よりもいいなと感じましたし、ここは良い競馬をしたいですね。よろしくお願いいたします」(三浦騎手)「今日は皇成が乗りたいということでしたので追い切りを任せました。先週まである程度しっかりとやっているので、あとは乗った感じでうまく整えてもらえればと思い、スタンド前から乗せて角馬場でじっくりと動かしてからウッドチップコースでの追い切りにしました。ちょっと時計が速くてどうかなぁと思いましたが、皇成の話を聞いてもそうですし、やや内目を通っているのならば問題はないでしょう。動きはここ最近の中では特に良いかなと思えますね。おそらくレースと放牧を繰り返しながら大事に使わせてもらっていることもあってしっかりしてきているのだと思います。開幕週ですし、後ろからと決めつけることもないのではないかなと思うんです。トモが弱い馬ですからスタートやその後の勢いのつき方次第でもあるので難しいところもあるでしょうが、皇成には出た感じで良いところにつけられるならそういう競馬も意識してみてはどうかという話をしていますし、上手く立ち回って良い結果を出してほしいですね」(手塚師)18日の新潟競馬(信越S・芝1400m)に三浦騎手で出走いたします。

 3歳春をまるっと棒に振ったサフィロスにとって、前走は復帰戦というよりは、競走馬としてどれほど前向きかを再確認する、「準備戦」といった様相。結果は立ち回り一つで3着はあったかな、と言う惜しい6着。初の古馬相手重賞、かつ1000直という条件ではよく頑張りました。

 それを踏まえ、今回は事実上の復帰戦。ここの結果が今後の期待度を占うレースとなります。2歳時の感触は「あわよくば今秋、遅くとも来春のスプリントG1には参加したい」というレベル。果たしてそれを続けるべきか、まずは来夏までの1勝を目指すべきか。勿論、1勝と言ってもOPクラスでのそれは大変なことではあるのですが。そのくらいの期待は「最低限」掛けたい馬でもあります。それ以上は、まあ、先週のビッグアーサーとかを見ると何にも言えないんですけどw

 ざっと面子を見渡すと、G1戦線にも顔を出すアフォードやオリービン、2歳時に足下を掬われたセカンドテーブルアイビスで先着を許したシンボリディスコなどが目立ちますが、他は互角以上にやれても良いかな、と言う印象。であれば目標は掲示板以上。願わくば…。1000直の後の1400というのは気になりますが、外回りだし慌てた競馬をする必要がないのはサフィロスに合いそう。来年に繋がる、良い競馬見せて欲しいですね。

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。