惜しい競馬。

 ヨゾラニネガイヲは福島9Rで3着。好スタートからそのまま先手取れそうでしたが、内から押して押して上がってくる馬と喧嘩せず、少し下げる形から4角じわっと外回って先頭争い。直線向いても最後までバテては居ないものの前を差し切る足もなく、逆に後ろから来た勝ち馬にも交わされて3着。

 人によって見方の変わるレースだと思いますが、相手軽かったし、あの流れで行ききらなかったのも4角早めに先頭立たなかったのも不満。どっちかやっていれば最低2着には来てたでしょうね。あるいは勝てたかも。あの半端な感じがいかにも丸山なんだよな。作戦があるわけじゃなく、何となくやってる。ああいう、最初と最後だけ仕事したポーズを見せるというか、ポジション取るまでは頑張って後は適当、直線だけがむしゃら、周りはあんまり見ていない感じで運任せな乗り方。良くも悪くも小牧に通ずるものがありますね。中館2世ではなく、小牧2世の器かな。

 さておき、ローカルの面子なら自分の競馬が出来そうですし、これを機に安定してきそうな気もします。500万時代のフレデフォートに似た雰囲気がちょっとある。それと、馬房の都合で適当にレースに放り出されるのではなく、こうした狙った競馬が出来るのも転厩の成果です。クラブには感謝。古馬500万は積極的に転厩させてください。3歳春までは大なり小なり夢を見られて、その後も雑に扱われないオペレーション。ベストです。ちょっと休み入るかも知れませんが、良い状態、良い騎手で勝負して欲しい。

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。