有馬ですね。以前から言っている通り、私は中山2500で行うレースが最強馬を決めるとは全く思いませんし、スポーツ的観点ではこのレースを存在悪だと思っています。それでもギャンブル的観点からは意義の大きいレースですし、感情面からも、こうしたお祭り興行は必要だと思います。そんなわけで、有馬は好きな馬を買って当たったらラッキー、という競馬と位置づけています。馬券的には的中率は5割を超えており、相性良いんですよね。
と前置きをしつつ。今年のメンバーで「この馬を最後は応援しよう」という馬はおらず。ぱっと馬柱を見て好ましい順に選ぶと(1)ドリームジャーニー(2)マツリダゴッホ(3)セイウンワンダーとなりました。ドリジャを主軸に、この3頭から2頭+ヒモ1頭の3連単マルチで攻めようかと思います。
ヒモを消去していきます。まずはここ10年で3着以内した30頭中24頭が「前走G1」という点(残り6頭のうち2頭、タップダンスシチーとポップロックは前走海外)。荒れるレースではありますが、去年14人気2着のアドマイヤモナークも前走はJCで0.8差。10人気3着のエアシェイディも秋天で5着からの参戦。とんでもないあなというより、「人気の盲点」という感じです。例外の4頭も、02年にファインモーションをいじめ抜いて2着したタップダンスシチー、同年3着のコイントス、99年毎日王冠からぶっつけのグラスワンダー、菊花賞からステイヤーズSを挟んだテイエムオペラオーなど、コイントス以外は後で考えれば「なるほどね」というメンバー。02年はメンバーのレベルも低かったですし、基本的にはG1経験(しかも高いレベルでの好走経験)が無い馬は不要でしょう。
G1未経験かつ前走一杯感を感じたミヤビランベリ、近走内容に限界感じるコスモバルク、シャドウゲイト、ネヴァブションは消します。
残り9頭。セイウンを除いた6頭の3歳馬を見ていく。近10年で馬券に絡んだ3歳馬は7頭(34頭中)。テイエムオペラオー、マンハッタンカフェ、ディープインパクト、ダイワスカーレットはクラシック馬かつ秋のG1で連対。シンボリクリスエスも秋天馬。残るリンカーン、ゼンノロブロイも2400以上のG1(ダービー・菊花賞)で連に絡んでいる。
これに当てはまらないのはアンライバルド、イコピコ。デムーロのアンライバルドは皐月はともかくスプリングSが印象深く、消しづらい。早いところ向きの血統ではあるが、近親のリンカーンも有馬2着あり。ヒモで。イコピコは消す。
該当する4頭。ミソの付いたブエナビスタは、思いっきり休ませれば復帰後、また買いたかったが難しい。アンカツのままなら消したんだけど…これもヒモで。リーチザクラウンは4枠から先行しそうで、ポテンシャル的にも一発十分。頭まで。スリーロールスは嵌りすぎた菊花賞が難儀。前走を除けばコーナーの多いコースも経験しておらず、上がり馬の菊花賞という意味でもマンカフェとは違う。消し。フォゲッタブルはセントライトと前走でコーナー多いコース経験しており、ルメールでもある。頭まで。
残る3頭の古馬。マイネルキッツは日経賞の好走もあり、近走も大きく負けていない。三浦でG1は買いづらいがヒモなら。エアシェイディは中山22・25向きで消す要素無し。ヒモで。プリキュアはトリッキーな中山長距離経験もなく、今回はリーチもいる。消し。
というわけで、本命Aはドリームジャーニー。対抗格Bにマツリダゴッホとセイウンワンダー。単穴Cにリーチザクラウンとフォゲッタブル、ヒモDにアンライバルド、ブエナビスタ、マイネルキッツ、エアシェイディ。
馬券はA・B・BCの3連単マルチを500円(36点)、A→BCD・BCDの3連単を200円(56点)、BC→A→BCD、BC→BCD→Aの3連単を100円(56点)。計34800円。グッドラック!