どっちが上回るか。

27日の阪神競馬では中団の位置で運び、勝負どころから追い上げていくが、最後は先行した前の2頭と同じ脚色になってしまい3着。「本調子に比べるともうひと追い足りない状態で、ペースが上がったときにこの馬の力ならもっと楽に前へ取りつけていけるはずなのですが、今日は少し押していかないといけなくなりました。それでも差のないところまで迫っていますし、ひと叩きして良くなってくるはずです。休養を挟んでいることもあるのでしょうが、少しずつ落ち着きが出てきていますね。ゲートで待たされすぎるとカリカリしてきてしまいますが、スタートももう大丈夫そうです。次が楽しみです」(和田騎手)「この番組のあとに適鞍がないので、もう1本ほしい状態でのレースになってしまいましたが、地力の高さを見せてくれました。体調は間違いなく上向いてくるでしょうし、テンションを高揚させないようにしていきたいですね」(宝来助手)再昇級後の一戦になりましたが、改めてこのクラスでも力上位であることを証明してくれました。レースを使ったあとの精神面が課題になりますが、特に問題がなければ在厩のまま次走へ向かう予定です。

 はい、休み明けを使った効果は(馬体・息の入り方などの面で)プラスに出るでしょうが、この馬は気性がネックですからねー。使い込むとカリカリしてくる。そこのマイナスをどこまで押さえ込めるか。結局は、プラマイの収支がどっちに転ぶかと言うところでしょう。

 確かにダートの適鞍は暫く無いので、ここいらで芝でも良いと思いますよ。せっかくの3着(優先権)を活かす意味でも中3週以内…10/11の久多特別はどうでしょうね? まあ、普通に18日の平場ダ14の方が、無難でしょうが。

 あ、あと関西の競馬ファンには今更な話題でしょうが、今年から、京都にはダート1900mという条件が増えてるんですよね。かつては積雪時の代替開催でしか無かったと思いますが。基本的には、全部平場のようですね。1900m(≒9.5ハロン)って、アメリカだとクラシック2冠目のプリークネスSや、かつての「名勝負製造工場」ピムリコスペシャルS(映画最大の見せ場にもなったシービスケットウォーアドミラルのマッチレースとか。最近は資金難とかでバンバン中止になってますけど…)のあるピムリコ競馬場の名物? というイメージ。日本の競争にもこういう中途半端な距離があって、面白いですよね。微妙な出し入れが効きそう。ダート2600共々、ちょこちょこやればいいと思います。

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。