結果オーライな。

22日の東京競馬ではまずまずのスタートから中団を追走。道中はやや行きたがるところを見せるも直線では力強く伸びて見事優勝。「跨がった瞬間からグッドコンディションで、いい走りを見せてくれそうだなと直感しました。まだ、メンタル面が幼いこともあって道中は行きたがってしまい、脚を溜められるか心配する部分こそありましたが、直線に向いてからも手応えはしっかり残っておりノープロブレムでしたね。とても身体能力の高い馬で、精神面の伸びシロを残している現状を考えるとまだまだ上を目指すことができる器だと思います。今日はありがとうございました」(T.ベリー騎手)夏場に差し掛かる前に結果を求めるべく、この中間は目標を掲げた調教を課しつつ、しっかりとケアを施した上で今日の競馬に挑みましたが、その厩舎の尽力が調子の良さに繋がり、念願のオープン入りを果たすに至りました。まだ完成していない中での今日の圧巻の走りには秘めるポテンシャルの高さを感じずにはいられません。更なる高みを目指すためにも、今後も慎重に様子を見たうえでどのように歩みを進めていくか検討していければと思います。

 体重こそ戻してたものの、背中がとがってぎすぎすした感じの馬体は微妙。レースもスタート平均的で、中団で鞍上は謎のモサモサ。これで惨敗したらしばきたいわー、と思いながら見てたら、直線外に出して、早め先頭にたった2着馬をじわじわおいつめ、最後はきっちり捉えてゴール。結果だけ見れば良い競馬でしたが、色々拙い流れでたまたま上手く行った感じも。いずれにせよ、念願のオープン。夏競馬は適鞍ありませんが、秋へ向けて楽しみになりました。

 やっぱ府中の2100は走りますねえ。交流重賞出走の壁はとにかく高いので、今後はOPでも唯一勝負になりそうなこの条件へ使うことを目標に、逆算して競馬選んでいって欲しいです。未完成、幼いと言ってももう6歳ですからね。今後はここ1年のような無駄遣いはないようにお願いします。

 しかし、先週まで騎乗振りもレース中の判断も「えー?」という感じだったトミー・ベリー騎手。今週は4勝。しかもそのうち3つがダート2100。不思議なもんだ。

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