14番目。

 今週はファストロックが東京新聞杯(G3)に出走予定。

 週刊競馬ブックを久々に買ってきました。出走順位は14番目。上位が回避しなくても問題なく出られる状況です。「過去1年の本賞金2倍」の恩恵ですねえ。

 中1週での出走は嫌でしたが、やっぱりレースが近づいてくるとテンション上がってきます。無事にというのが第一ではありますが、何とか掲示板くらいを期待したいですね。

 東京新聞杯の特徴については、先週も書きましたが、府中の1600&開幕週にしてはペースが落ちつきやすく、差し馬有利のレース。先行しても、基本的に瞬発力比べになります。ロックには向きそうにもないレースですね。府中の1600で2000適性が必要、というのは、G1レベルの話で、G3だとかえってスプリントよりの馬や軽いマイラーが来やすかったり。

 しかし、今年もローレルゲレイロが出ます。昨年は前後半均等&中だるみのないタフなレースを前で演出して押し切り。この馬が今年もいる以上、軽いレースにはならないでしょう。言い換えれば、デインヒル向きのタフなハイペース必至。勿論、ロックの能力が(現状で)ゲレイロとのバトルに耐えうるレベルかはかなり不安。それでも、スローのヨーイドンや、テンと終い各2Fだけの競馬より向くのではないでしょうか。「条件級のデインヒル」か「一流デインヒルか」を確認する、格好の舞台装置。力試しの一戦。

 圧倒的に前走OP組、特に金杯とニューイヤーS組上位のレースで、前走準OPの馬は、ほとんど来ません。その数少ない「例」の一頭、インセンティブガイ(2006年)は初富士Sをキー坊で1着→ここをペリエで3着。良いデータですが、この年はインセンティブガイが1人気になったようなメンバー。今年のメンバーなら、ロックは8〜10人気というところでしょうか(実質。実際はこれに厩舎バリューやクラブ馬のバイアスも掛かるので15〜20倍の5〜7人気か)。

 あともう一つの明確な傾向は、「重賞・OPで3着以内のない馬は来ない」レースということ。中山で行われた年を除いた過去10年、3着までに来た30頭中29頭がこの条件に該当。唯一の例外は昨年のリキッドノーツ(2着)。これを完全な例外と見るか、「ローレルゲレイロの存在で、例年の東京新聞杯とは異質のレースになったため例外が生まれた」と見るか。後者なら、今年も再現あっていいですけど。

 まあ、諸々ひっくるめて、現状では「5着に来たら大喜びしましょう」という手応えです。人気になったエプソムCより、気楽に応援できますね。

 週中あたりに、想定メンバーからイメージされる展開なども検討してみます。ちなみに、ニューイヤーS上位組はショウワモダン(賞金順19位)、マイネルポライト(同25位)と出走微妙。京都金杯組はタマモサポート(7位)、マルカシェンク(4位)。馬券的にはこの2頭とローレルゲレイロが軸でしょうかね〜。

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