本当は当日ギリギリまで吟味したかったが、土日はどうにも忙しそうなので。
消去法で。今年は「札幌で行われる函館SS」って事で、2001年以降の函館SSとG3格上げ以降のキーンランドCから探る。
・480キロ未満(6−4−4−44)
北海道の重賞は少数の例外を除いて大型馬の天国。特に短距離では500超えた馬の活躍顕著だが、線引きとしては480あたりにありそう。
- アーバンストリート・インセンティブガイ・スピニングノアール・(モルトグランデ)
- ※シーイズトウショウとカズー馬を除くと前走重賞勝ちの勢いがある馬以外は全て北海道スプリント実績有り
- ※モルトグランデの馬体重はギリギリ怪しいので保留。
・前走1秒以上の負け(0−1−2−40)
北海道の短距離重賞は穴馬が突っ込んで荒れるイメージあるが、それらは「人気の盲点」タイプで、実際は近走も1秒差以内で走っていた馬ばかり。それ以上負けている馬は人気・穴問わずがたっと確率落ちる。
- アルシラート・インセンティブガイ・ウエスタンダンサー・エムオーウイナー(・ブラックバースピン)
- ※馬券内3頭は全て北海道の芝1200OP勝ちor重賞連対有り。
- ※ブラックバースピンはダートなので、ギリギリセーフで良いかも。
・横山典以外の関東騎手(0−2−1−39)
夏の北海道は東西エリート騎手がしのぎを削る、ハイレベルな環境。特定厩舎とパイプがあるタイプでもない限り、関東の騎手はほとんど通用していない。唯一の例外はノリちゃん。今後、ウチパクや三浦騎手は要注意か。
- シンボリウエスト・スピニングノアール・ブラックバースピン・メイショウトッパー(・アポロフェニックス)
- ※例外3頭は主戦騎手が乗っている馬か、普段から調教を付けている厩舎の馬。
- ※2歳時からずっと乗っていて4勝をあげているアポロヨシトミはセーフか。
・ミスプロ系(0−4−0−20)
洋芝のスプリント戦はスピード以上にパワーと底力が必要。ミスプロは分母が多いので条件級では来るが、重賞ではほとんどアウト。同様にサクラバクシンオーも唯一苦手と言えるのが北海道のスプリント戦。別格だったシーイズトウショウのイメージで買うと危険。ここは出ないので関係ないが。
- アーバンストリート・アポロフェニックス・インセンティブガイ・シンボリウエスト(・グランプリエンゼル)
- ※例外はノリちゃん−カズーのタイキトレジャーとアグネスソニック・サープラスシンガー。
- ※サープラスシンガーは3歳OP勝ちのある3歳馬だった。アグネスソニックも北海道の2歳OP勝ちがある馬。ついでにどっちもアンブライドルド系。
- ※同じく3歳OP勝ちのあるグランプリエンゼルはセーフか。
・残り
実績劣るメジロシリング、長休明け叩き2戦目の9歳馬タニノマティーニ、北海道実績のないモルトグランデはヒモで良いだろう。軸は3頭のどれか。
3頭とも北海道実績ある先行馬。夏競馬で狙い目の軽量、かつ牝馬であり、最初に「どちらかを軸」と見ていたグランプリエンゼルにするのが筋だろうが、この馬、頭か着外かという印象。人気しすぎそうな気もする。マヤノツルギも、勝つか惨敗か。対するエーシンエフダンズは勝ちきれないでも2・3着は堅そうなタイプ。レッドシャガーラを勝たせて貰った藤岡佑。外した時も諦めがつく。軸王はこれで。
馬券は上記3頭軸。このうちの2頭+最後に残した馬で。複コロは3000円からスタートでウオッカ1.1倍(3300円)→エイシンタイガー3.2倍(10560円)→ニシノブルームーン2.2倍(23160円)→ドリームジャーニー1.6倍(37020円)まで来ました。正直、先週までは外れる気がしませんでしたが、ここはチャレンジ。頑張れ藤岡!