(アルシラート)直線平坦>距離とはいえ…

 アルシラートは土曜日の京都メイン、羅生門Sに出走(ダート1400)。

 表題の通りですが、中山・阪神の1200よりは、京都1400の方が「マシ」でしょう。くどいようですが、この馬の現状の弱点は腰。坂を克服するより、距離を誤魔化す方がずっと楽です。ここまでの使い方で、1600持つ目処はもう立ちませんが、1400ならギリギリでしょう。

 特に、京都に関しては、ダート1200より1400の方が合うのではないかと思います。ポイントは、芝スタートということ。近2走、中山のダート1200でそこそこの競馬が出来ているのには、芝スタートという要素が無視できないように感じています。府中の1600もそうですが、芝実績・コース実績のないダート馬が人気になっていたら、蹴ってみたい条件の一つですね。生粋のダート馬よりアドバンテージがある。出遅れの被害も最小限になる。あとは乗り方一つ。圧倒的に先行有利のコースではありますが、アンダーカウンター、イリューシブネスに前走逃げ勝ったハイエモーション、ランザローテと有力馬(全馬、芝スタートのダート実績あり)は前に拘るタイプがずらり。一発あるかも…かもなんだけど……追い切りの時計がなあ……。頑張れサトテツ。

 しかし、あくまで「マシ」なだけで、ベストの選択には遠いのですよね。そして、どうせ1400に出るなら、坂路に入れるようにまではなった今、ダートより芝だと思うのです。ベストは中京あたりの芝1200じゃないでしょうか。

 2/7には京都で山城S(芝1200)、翌日には橿原S(ダ1200)があります。出たいレースに除外されて、そんなに出たくないレースに出て、掲示板外して、また出たいレースに除外されて。困ったもんだ。

 ともかく、穴は内枠の差し馬。内枠が引けたら、インベタで直線スルスル〜準OPでの初掲示板を期待しましょうかね。アルシが外枠だったら、割り切って、最内引いた差し馬から、先行勢に流す馬券で勝負したいです。

▼クラブ更新
 1月24日(土)京都11R 羅生門S(1600万下・ダ1400m)に佐藤哲三騎手にて出走予定。
「今に始まったことではありませんが、テンションが高すぎて、フラットコースでは乗れないほど。坂路でもテンから飛ばして行くため、どうしても終いで時計を要したり、手綱を抑えるような形になってしまいます。ただ、これでも稽古より実戦のほうがまだ折り合えるクチですから、あとは実際に勝っている鞍上の好リードに託しましょう」(日高助手)
「だいぶ馬のテンションが高くなってきましたので、これまで騎乗経験のあるジョッキーの中から、少しでも宥めて乗ってくれる可能性のある人を起用しました。こういった状況でもありますし、ここを使った後は、リフレッシュ休養を挟んであげたいと思っています」(森調教師)

 うん、リフレッシュも良いけど、厩舎が無策で放置している腰の強化を真面目に考えてくれるGWに3ヶ月くらいじっくり任せればいいと思うんだ。どうせ、取り組みの成果が見え出す前に、戻しちゃうんだろうけど。

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