他力本願で。

■ダーレー馬主資格返上の件、追記。傍観罪で終身刑

 私と同じくらい脊髄反射速度が高く、なおかつ飽きっぽい私よりちゃんと掘り下げて(追跡して)もくださるSouthendさんラヴ。なーるほどなー。

 日本の競馬に抜本的な変化を促す、という意味では内懐へ入っての融和路線より外圧路線の方が可能性高いのでしょうね。日本競馬に溶け込むダーレーが見たかったという残念さと、反面、これでJRAがドン引きするくらい本気で外から攻めてきたら相当面白かろうな、とも。ただ、ダーレー的には日本の高額賞金はどうでも良く、「種牡馬ブランド生産地としての日本」に魅力を感じている部分も大きいのではないかという感もあり。現世界最高レベルブランドである「SS・母父SS」を手っ取り早く手に入れるために日本に接近していた&ムーンの様に、現役中に買ってしまうことも出来るなら、敢えて協調相手としてはお話しにならない(であろう)JRAとにこやかに手を取る必要もないのかな(せっかく借り? があるのだから堂々と外人馬主として乗りつけた方が立場が有利であろうと感じた)、とか。まあ、以上は私の邪推ですけど。

 まあただ、それでも「世界に類を見ないファン層を誇る日本競馬で実権を持つには上からより下からに限る」という嗅覚でもって一口クラブ運営には前向きで居続けてくれないかな、という期待は依然高いです。「嗅覚」という面ではムーンを取り巻く空気がかなりネガってたのは普通に察していたでしょうし。日本人はお金持ちに冷たい、というか嫉妬深いというか、とにかく「金に物言わせて」ってのはその人がどんな努力型の成功者でも悪事のように語られる面もありますからなあ。私? 勿論自分に利益のない金持ちは好きになる理由がないですよw

 南関デビューは100口、中央デビューは500口なんていうオペレーションを期待。米・豪デビュー馬に出資できても良いな。

 ともかく「面白くなれ」と念を送るばかりです。SSがデインヒルDanehillになれるか、ノーザンテーストになるかは、もうドバイ・豪など、国外の力頼みですモノね。

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