親子の情は偉大だなあ。

 今日、京都の8Rを勝ったアートオブウォー。この馬、3歳ながら既に5回も2着があり、気になっていた馬です。調教師は小原師、主戦は小原騎手。言わずもがなの親子ですね。

 小原騎手はこれで今年3勝目ですが、全て父の厩舎の馬。それどころか、先週までの67騎乗の内、65騎乗までが父の厩舎の馬なんですね。ここまで完全な親子コンビも珍しい(悪名高いw 小島太−太一コンビですら59/107騎乗で半分強。近いのが須貝騎手が60/66が父の厩舎で今年4勝)。昨年も106戦5勝の内、104戦までが父の厩舎(勿論全5勝)。元々重賞3勝も全て父の厩舎ですし、そういう傾向はあったのですが、近年は「父の厩舎で乗って騎手続けてる」って状態。ここまで来ると「やっぱ親子って良いよなあ」とか思ってしまう私です。父の厩舎も最近は10勝出来れば御の字という成績で少し寂しいですが、息子を乗せずに勝つ道を選ばないのは立派だと思います。どこかで一発花火をあげて欲しいモノ。

 そしてこういうコンビを見ると、恐喝事件を起こした元騎手と偉大なお父さんを思いだして切なくなります。

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。