残りあと4週となりました。白熱のリーディングトレーナー争い。
- ※毎週更新します。
- ※忙しい週は更新しないかも知れません。
- ※嫌いな調教師の勝利が見えたらやめますw
- ※毎週、1人2人の調教師をピックアップして戦力分析をします。
■リーディングトレーナーランク2007(11/26時点)
- ※1位数>地方1位数>2位数で順位付け
- ※ベスト10ないし首位と5勝差以内を紹介
- ※前週に3勝以上した10勝以内も紹介
- ※地方勝ちを入れて5勝差以内も面白いので紹介
- 中央+地方(今週)/1/2/3/4/5週前
- 01:美・藤澤和 40+0勝(+3)/2/1/0/0/0
- 02:栗・松田博 38+0勝(+1)/1/3/0/1/0
- 03:美・松山康 37+0勝(+2)/1/3/2/1/1
- 04:栗・橋口 36+2勝(+1)/1/0/2/3/0
- 05:栗・音無 36+0勝(+1)/1/0/0/0/1
- 06:美・国枝 35+1勝(+0)/1/0/2/0/2
- 07:栗・中村 34+0勝(+1)/1/0/0/1/2
- 08:栗・藤原英 34+0勝( 0)/2/0/1/1/0
- 09:栗・池江寿 32+0勝(+2)/2/0/1/0/1
- 10:美・加藤征 31+4勝(+1)/0/0/0/0/1
- 14:栗・加用 30+6勝(+1)/1/1/0/0/1
- 33:栗・友道 24+0勝(+3)/0/0/2/0/1
- 51:栗・昆 20+1勝(+3)/0/1/0/1/0
そろそろ上位が絞られてきました。物量戦術のカズーが断然有利も、松山厩舎は順調に星を伸ばしていますし、マツパク厩舎・橋口厩舎・音無厩舎も暮れの新馬次第でまだまだ伸びそうです。
今日は池江ジュニアを。
名門、池江郎師の子息にして、武豊の同期。インテリ肌の多い若手調教師の中でも少し毛色の違う感じがします。開業4年目(免許取得5年目)で100勝間近と順調極まりない厩舎経営。現役バリバリの父の援護もありますし、フサイチジャンクなどの話題馬が、厩舎の存在をメジャーにしたという効果もあり。それでもプレッシャーを武器に変えて結果を出しているのは立派です(まあ、話題馬はマスコットってことで…)。しかし親子でベスト10調教師ってのは歴史的偉業ではないかと思うのですが。戦後唯一? ちょっと古いデータは分かりませんが。少なくとも同時には唯一ではないかと。
社台RH・サンデーR・キャロットF・吉田一家など、社台系の強力バックアップがあり、他にも藤田孟司さんや金子真人さんとのパイプも強固。話題が先行しすぎて失敗のイメージあるフサイチの馬も3頭で8勝となかなかのものです。ウインなどを始め、クラブの馬でも早々に成果を上げていますし、今のところちょっと弱点の見あたらない感じですね。
2歳馬は5勝。注目馬はドリームローズとアルスノヴァ。3歳世代が14頭で23勝とかなりの好成績なので少し地味ですが、クラシック時期にはまた上昇してくるでしょうね。厩舎の看板馬はドリームジャーニー。この馬は古馬になってどんな成績をあげるか非常に楽しみです。アドマイヤムーンみたいになれる可能性はあるのではないかと。芝/ダは16/16と全くのイーブン。何というか、本当に隙のない…。馬券的にはダートの方が配当良く狙い目(芝はそれだけ人気被るということ)。騎手は同期の武豊ががっちり主戦でバックアップ。他も秋山、藤田など関西のAクラスがメインです。厩舎と鞍上でダブル過剰人気の武豊とのコンビは流石に単回収率100円割れですが、秋山・藤田はいずれも200円オーバー。全体で見てもこの2人は抜けています。馬券的には武豊以上に狙い目。関東騎手が乗った時はほとんど無用です(未勝利)。今年に限っては外人騎手も未勝利。これは意外ですね。馬主的には藤田氏とサンデーRで5勝。金子馬の単回収率が255円。この数字は関西の金子馬預託厩舎でトップです(全国ではピンクカメオの国枝厩舎が1位)。コース別では阪神が連対率47.6%と抜けており、年末の阪神開催で馬券的勝負を掛けるには良い厩舎かも知れません。阪神/ダートの秋山or藤田騎手が狙い目ってことで。