そう来ましたか。以前から小島茂厩舎ではよく調教乗ってましたけど。わざわざブラックエンブレムの調教付けにドバイまで行っていたようだし。結構前から既定路線だったのでしょうね。昨年12月以降の騎乗12回の内、7回が小島茂厩舎の馬でした。師の開業は2003年3月。調べたら、開業当初はそれこそ主戦のように乗っていたんですね(小島茂厩舎の開業〜現在の総騎乗数1位が小池騎手。開業当初はフリー→途中から所属だったはず。ただし所属じゃなくなった2007年以降は激減して、昨年=所属した時期からまた徐々に増えていた)。
去年が62戦1勝。今年が7戦0勝。4・5勝クラスのジョッキーでも普通に外車を転がす商売ですが、流石にこれだと助手の方が稼げるのかもな〜。精神的にも経済的にも安定するでしょうし。師のブログで何らかのフォローが入るかも知れないので、チェックしておこう。
そういえば。去年(一昨年)小池徹平のCM起用が決まった時、知り合いが「池田鉄平再ブレイク?」と言っていたなあ。「じゃあ、河内『洋』厩舎の馬で狙うって事で」って返答しましたが、当然の如く、同厩舎への騎乗はありませんでした(佐藤浩市はどうするんだ?/内田コ?/もういねーよ/じゃあ出津コで…と、話に盛り上がりを欠いたまま終了)。
騎手生活13年目・30歳の転機。同期は幸四郎、秋山、武士沢、勝浦、村田など。渋いけど粒の揃った、いぶし銀世代だな。一つ前の「華の」と冠の付いた福永世代は、その祐一と和田以外かなり微妙だし。頑張ってるよなあ。さておき、是非、厩舎の強い馬作りに一役買っていただきたいと願います。
ちなみに……
世代ついでに、今年の騎手リーディングを元に「世代リーディング」というのを作ってみた。()内は3勝以上挙げている騎手。強引ですが、地方騎手は「中央でデビューした同学年とカウント」してます。じゃないと、アンカツや岩田のせいで、若い世代が圧勝なのでw 出戻り西田さんもオリジナル(?)世代でカウント。
- 01位:24年目世代/70勝(横山典・小牧・熊沢)
- 02位:21年目世代/65勝(内田博・田中勝・佐藤哲・小野・角田)
- 03位:14年目世代/57勝(福永・和田・柴山・古川吉)
- 04位:03年目世代/53勝(浜中・藤岡康・丸田・宮崎・荻野・田中健)
- 05位:23年目世代/51勝(武豊・蛯名)
- 06位:13年目世代/49勝(勝浦・武幸・秋山・松田・村田・武士沢)
- 07位:18年目世代/47勝(岩田・後藤・上村)
- 08位:06年目世代/43勝(藤岡佑・川田・吉田隼・丹内・津村)
- 09位:04年目世代/42勝(北村友・的場・黛・田中博・田中克)
- 09位:19年目世代/42勝(藤田・四位・郷原)
- 11位:07年目世代/34勝(松岡・石橋脩)
- 12位:26年目世代/30勝(中舘・木幡)
- 13位:16年目世代/29勝(吉田豊・幸・渡辺)
- 14位:12年目世代/26勝(池添・太宰・酒井)
- 15位:02年目世代/25勝(三浦)
- 16位:11年目世代/22勝(北村宏)
- 17位:33年目世代/21勝(安藤勝)
- 18位:17年目世代/17勝(西田・飯田・小林徹)
- 19位:05年目世代/16勝(鮫島良・大野)
- 20位:22年目世代/14勝(赤木・芹沢・菊沢隆)
- 21位:09年目世代/12勝(川島)
- 22位:08年目世代/11勝(田辺裕)
- 23位:25年目世代/06勝(柴田善)
- 24位:34年目世代/04勝(安藤光)
- 24位:20年目世代/04勝(江田照)
- 24位:10年目世代/04勝(田嶋)
- 27位:01年目世代/03勝(−)
- 27位:15年目世代/03勝(−)
- 29位:27年目世代/01勝(−)
小牧騎手・ウチパク騎手の後押しもあり、ノリちゃん世代とカツハル世代のワンツー。純粋に、中央デビュー騎手だけだと、福永世代と浜中世代が53勝でトップタイですね。
当たり前ですが、若い世代は層の厚さ、ベテラン世代はエース級の働きで上位に来ています。そんな中、層の厚いカツハル世代と勝浦世代は立派ですな(世代名は、今年のリーディングに準拠しております)。
そして、崖っぷち北村友世代は頑張ってるな〜。こういうデータから、意外な穴騎手に気付く事も出来ますよね。私的には、先日からお奨めしている田辺裕・大野・大庭・伊藤工に、丸田騎手も加えておきます。もう、買い時は逃したかも知れませんが。正月開催は穴人気で良く来てたんですよねー。今年もう10勝。最近は人気馬の勝利が多いです。関東騎手ながら、東西5勝ずつ。穴目は完全に関西馬で、単回収値100円オーバー。乗り替わりで8勝。関西馬のテン乗りを狙いましょう。