このタイミングで監督交代。

■横浜FCが高木監督解任、突然の通告ニッカン

 監督を交代させることが問題じゃなくて、やり方が問題に思える今回の件。

 前半戦こそJ1のリズムに苦労していた横浜FCだけど、再開後のサッカーの質は間違いなく良かった。マリノス戦は予断とも言える展開で途中からは試合にならなくなってしまったので、あの差は仕方ない。あれが実力差と思うようでは、フロントもサポーターもつとまるまい。現に、そのショックを引きずりつつも新戦力がフィットしてきたガンバ戦は相手のメンタルの弱さをきっちり捕まえてドロー。鹿島戦も流石の粘りに屈したものの、あそこまでしかを追いつめたことを評価すべき。

 報道によると監督交代を決めたのはダービーの直後だったようですが、それをマスコミにはともかく、選手に隠しておいたのはやっぱりまずかったよなあ。あの敗戦を経て、ガンバ戦を経て「このチームで闘って行こう/行ける/行きたい」とチームのベクトルが集約されつつあるタイミング。選手も、サポーターもショックじゃない筈がないです。

 個人的には横浜FCの不屈のサッカースタイルは好きなだけに、何とかこの局面を乗り切って欲しいですね。幸い、新監督は実績充分。アジアで指揮を執ったこともあり、日本をバカにする傾向も少ないのではないかと。ただ、ブラジル人指導者ってのは言うこと聞かない人間大嫌いな面もあるので、選手は不満もあるでしょうが、何とか耐えて結果を出してください。サポーターもガンバレ。チームが迷走し、フロントが信用できないときほど、選手の支えになってやれるのは家族とサポーターだけ。サポーターの力で選手を動かすのです。

 ……まあ、しょっちゅうレッズのフロントに嫌気が差して「応援したくない」とだだこねる私に言われてもなあーと思うのは当然だと思うので、そこは反論しませんw

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