残念ッ!

■米年度代表馬、インヴァソールが電撃引退netkeiba

 今年のアメリカ3歳馬のレベルは素晴らしく、そしてこのハイレベルな3歳がBCでインヴァソールInvasorという近年最強クラスのチャンピオンにどう挑むか、というのが最高の見所であっただけに、もう残念としか。バーバロBarbaroも含め、この世代は儚いですね。

 日本でもそうでしたが、タキオン、ジャンポケ、クロフネマンハッタンカフェの世代が、一堂に会したレースは存在しなかったわけで、加えて、これらの馬が現役バリバリのテイエムオペラオーと戦うこともなかった。なかなか「ドリームマッチ」というのは実現しないものです。興行的な、スポーツ的な真の楽しみが、更にその先の「リターンマッチ」にあることを考えると、勿体ない。まあ、勿体ながってもどうにもならんわけですが。

 そういう意味では、ディープという看板役者が去った後の舞台ではありながら、その次世代のメインキャストがほぼ勢揃いしている、今日の宝塚記念というレースは本当に貴重。グランプリとしての格(私個人は認めておりませぬが)では有馬と雲泥の差ながら、不吉な言い方ではありますが、今年の有馬にこのメンバーがどれだけ残っているかは未知数。今日という日の宝塚記念というレースは、競馬ファンなら襟を正して見るべきでしょうな。私もその時間までに仕事終わらせて楽しみたいと思います。

 話が逸れましたが、米の素晴らしい3歳馬勢が、1レースでも多く、元気に現役で頑張ることを祈りたいです。

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