浦和06への序曲

・ギド続投:これは良かった。最低3年はやらないと、全部無駄になっちゃうからね。ギドがベストの監督だとは思わないけど(今年は采配の詰めの甘さや、選手をかばってか、審判や相手を非難する態度に幾分幻滅した。闘莉王もイマイチ成長曲線が緩やかだし)。とにかく3年目の来年で優勝。それがギドに最初から期待していたことだし、出来る環境にはあると思う。勝負の年、精一杯応援します!

・ワシントン獲得:微妙。ベテランでポストマンなら結果出したマリッチで良いのでは? Jで結果残したとは言え、チームケミストリーで0からの不安(可能性)あるワシントンである必要性が分からない。どちらかというと黙って仕事する印象の選手で、キャプテンシーがあるタイプでもないし。今浦和に必要なのは派手な経歴ではなく、キャプテンになれる選手、もしくは啓太辺りをキャプテンとして教育してくれる選手。必要なのはトップの補強ではなく(いや、トップも最低一人は必要だったが)ネネを解雇してより計算できる、坪井の弱腰や闘莉王のバカ付きを教育できる重鎮的なDFなはず。そっち方面は全く無視なのが不思議。少しレアルのようでもある。ともあれ、ワシントンは良い選手。今年並みの数字残してくれれば、必然的に優勝に手が届くだろう。でも3トップ? 1トップはないよね? 2シャドーか? あと高松はいらねえ。応援できないし、気分的に。

・小野ちん:色々騒がしいですが。個人的には「戻ってくるな」という心境。無論戦力としてもファンとしても嬉しい。が、浦和を出ていって、「欧州での冒険を終えました」という段階ではないし、腰掛けではやや寂しい。それならフェイエにもしっかり意志を伝え、欧州での第2の冒険を始めるべき。浦和復帰は30でいいよ。でも戻ってきたらバリバリ応援しますよ。何たって小野。中田も俊輔も凄い。だが小野から出ている「陽性」のオーラは誰にもマネできない。サッカーの面白さが形になった選手。彼が浦和のピッチにいるだけで全てが輝き出す。勝ち負けを度外視して「見られて幸せ」な選手。日本人では、後にも先にも一人しかいない。まあ、いずれにせよ納得して決断してくだされ。

・残りの補強:あとは、とにかくDF(これは望めないかなあ…何でネネの評価は不動なのか? わからぬ)。それでリーグ戦は大丈夫。たぶんね。ポンテが開幕から居るのは大きいよ。達也の復帰が遅れたらまたわからんけどな。柏の永田とかお招きすれば来てくれるんじゃないの? (中澤)総太も。彼浦和ユース出身だし。ヴェルディ相馬は素晴らしい選手だが、浦和だといろんな選手と被るからなあ。そんな暇あったら、平川・酒井の二人(絶対必要な選手)へ、浦和愛が醒めないよう、誠意を尽くせ。

天皇杯。あんま興味ない。まあ、勝ったら勝ったで嬉しいけど、価値のあるタイトルじゃないし(ACLという負のおまけも付いてくる。先日のトヨタ杯見て、アルイテハドに勝つには3年じゃ無理だと思い知らされた。まだ浦和じゃあ無理無理)。もっと若手試せ。

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