良かった!

 ホーム駒場に福岡を迎え、2−1勝利。これで残り7節でガンバとの差は5になりました。まだまだ決まりには程遠いですが、大きなアドバンテージです。

 最後の失点は余計だったけど、それ以外はまずまず。流石に尻に火がついたアビスパは厄介。それでも昔の同チームと違い、相手を壊す恥知らずなタックル(土屋みたいなのな)しなくなったのは安心。ファウルは多いけど、気持ちの籠もったプレーの中では仕方ないし、レッズも誘ってたしね。今のサッカーを最初からしていれば中位にいるだろうに、ってそんなのは言っても詮無いのですが。

 しかし、本当に勝ちたい試合だったので良かった。あの最高の時間に生まれた2点目、あそこにボールが出てくること、そしてワシントンが居ること。それこそがワシンのFWとしての才能だろうな。とにかくポジショニングが良いし、「ボールが急に来て慌てました」なんて足折って一生サッカーから離れた方が良い台詞は言う必要のない、落ち着きと判断力。FWに必要なのは技術やパワーではなくその辺だろう。イタリアのピッポを見ればよく分かる。あるいはラウル。アスリートとしての能力はエメルソンの足元にも及ばないが、ベテランFWに必要な物を全て持っている。返す返す、昨年のヴェルディはこれだけの選手居て良く降格できたもんだ。不思議でならん。

 ともあれ、今はもう「勝つ」事が全て。本当はもっと内容追求したいが、今は勝つこと。それだけで良い。ギドの続投も決まった。その点(今の成績をギドの功績にすること)には疑問を禁じ得ないが、来年はより成長した采配をしてくれると信じるしかない。とにかくあと7節。怪我と慢心だけ、言うならば敵はレッズの内側にだけ存在する。

 次はホームで川崎F、そしてアウェイで磐田。気を抜いている暇のない強敵続きなのは、逆に嬉しい。余計なことを考えず、ガムシャラに突き進め。

 でも、足のコンディションあるとは言え、今日の布陣でも出場できない小野ちんは…本人のためにもチームのためにも、来年は移籍した方が良いのかもなあ。ノブがこの調子を保てる保証はどこにもないけど。行き先はもう、小野がサッカーを楽しめるところならどこでも良いと思うよ。

 あとちょっとおもろかったのが闘莉王の談話。「首位に立って追われる立場になったけど、ディープインパクトのように最後まで加速したい」って、今の速め先頭に立ったタイミングで言うのはなあw レイルリンクエスパルスかしら?

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