コバリョウ。

ヴェラベレッツァの3戦目。今回はダートに矛先を変えてきました。鞍上は小林凌くん。

 

6日は美浦Pコースで追い切りました(52秒8-38秒8-12秒6)。「先週末は擦れやすい脚元に配慮して、ウッドチップコースではなくポリトラックコースを選択しました。その時の動きから今週の競馬でも対応できるかなと思えました。ただ、背腰の弱さ緩さは依然としてあります。それでも、たとえ1週延ばしてもそこまで変わらないかもしれないなとも感じたことから、基本線今週の競馬へ向かうということにしました。それで、今朝の追い切りは、坂路ではなくポリトラックを選択しました。また、騎乗者は軽いほうがベターだろうし、それでいて気持ちを程よく乗せておきたいと考えて小林凌大に手伝ってもらって動かしてあります。予定よりは前半の入りがゆっくりになったものの徐々に上げていくと最後まで脚色鈍らず、しかも先行していたのですが最後は後続に交わされることもなくしっかりと動けていたように思いますよ。凌大もいい感触だったようですし、ダートの1400m戦でもいい勝負になりそうですよと伝えてくれました。あとはこの後の脚元の様子や体のダメージ具合、出馬状況等をよく見たうえで最終的に判断していきたいと思います」(小島師)今のところ9日の中京競馬(3歳未勝利・ダ1400m)に出走を予定しています。

 

若手騎手の減量期間が延びて、「崖っぷち」馬券はもう過去の遺物となってしまいましたが、それでも今季唯一の該当者であるコバリョウ騎手の騎乗は、2月通じてチェックしていました。総じて言えば、思い切りの良い騎乗を見せる時もたまにあるけど、全体的に小さく纏まっている印象。近年の競馬学校卒業生に破天荒さを望むのは酷だとは思いますが、崖っぷちではもう少し足掻いて欲しいものです。もっとも、中央で5~10勝できれば十二分に裕福な生活も送れるのでしょうが。

 

そういう騎手を使うあたりもコジシゲさんらしさというか。個人的には、ナベヒロ2世と期待している横山琉人を育てることに注力して欲しくはあるのですが、コバリョウくんも環境ひとつで一皮むける可能性はある。前向きに応援したいです。

 

あとはシンプルにリアルインパクトのダート代わりも楽しみ。デビュー時こそ芝偏重種牡馬でしたが、3年目当たりから逆転して、今では芝≦ダート傾向。重賞含OP以上勝ち8勝は全て芝、と言うところからも、ベースはダート、大物は芝というのが見えます。未勝利、1勝クラスではダートで走れることが重要。良い競馬見せて欲しいです。

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