今週の一口出走馬

 大挙4頭。楽しみなデビュー戦あり、昇級戦あり、崖っぷちあり。

 土曜函館4Rにはレッドオーディン。デビュー戦見た時は、すぐに勝ち上がれると思ったんですけどね。2戦目、前走とほぼ勝ちに等しい競馬をしながらもここまで来ました。これで5戦目。権利的には次のスーパー未勝利に出られますが、ダート未知数なだけに、ここはいよいよの崖っぷちという感じ。洋芝は合うと思っているので、何とか決めて欲しいところ。

 土曜の小倉メインにはフレデフォート。昇級して準OP初挑戦となります。

28日は栗東坂路で追い切りました(55秒4−38秒8−24秒1−12秒2)。「今朝は坂路で終い重点の追い切りを行いました。全体の時計は55秒台と水準ですが、小倉までの輸送がありますのでこれで十分です。ラスト1ハロンは12秒2としっかり動けていますし、好調をキープできています。夏場にコンスタントに使ってきていますが、カイバ喰いが良くいい意味で余裕がありますね。あと心配なのは天気だけ。勝った前走でも道中ノメッていたとジョッキーが言っていましたし、水を含んで緩んだ馬場はマイナスです。週末の予報があまり良くないのですが、少しでも馬場のいい状態で走らせたいですね」(安田景助手)31日の小倉競馬(北九州短距離S・芝1200m)に北村友騎手で出走を予定しています。

 天気はいい中で走らせてあげたかったですねえ、残念。そもそも、台風で中止になる可能性もありそうですが…。馬場コンディションさえ良ければ、下級条件より準OPの流れの方が合うのではないか、と思っている部分もあるので、ちょっと楽しみです。

 日曜の新潟新馬にレイズアスピリット。

28日は美浦南Wコースで追い切りました(82秒9−67秒2−52秒2−39秒2−13秒9)。「先週の1週前追い切りはそれなりに動く馬たちとの併せ馬で、なおかつ相手らが内目を通った分レイズは後れを取りましたが動きは悪くなかったので、気にしていませんでした。ただ、形もよりいいものにしてしっかり体を並べた形で負荷をかけて本番へ望みたいと思っていましたから、今日は形も気を配って追い切りました。レイズが内目から並びかけていくものにしていましたが、最後までしっかりしていて、多少なりとも余裕を持った形でゴール板を駆け抜けることができていたように思いました。動きはよかったと思いますよ。トレセンへ入ってきた当初はちょっと幼さが目立つ体つきでしたが、けいこを重ねてきて程よく引き締まり、数字でいえば450キロほどになってきましたね。態勢は整ってきましたので今週の競馬へ問題なく向かえるようにこのあとも調整していきます。事前に感触を確かめてもらいたかった気持ちもあったのですが、今週ジョッキーは函館の追い切りに乗りに行っているためレースで初めての騎乗となりますが、今までの感触では大きな癖はないのでおそらく問題ないはずです」(上原師)9月1日の新潟競馬(2歳新馬・芝1800m)に蛯名騎手で出走を予定しています。

 蛯名確保で1週待機。馬のコンディションもぐっと上がってきた感じで、下記のエントリの通り陣営の楽しみもあるようですが、ここは少頭数ながら良いメンバー揃った感じですね。あまり初戦からびっしり仕上げる厩舎ではありませんが、それでも今年勝ち上がった馬は大半が初戦5着以内。勿論、巻き返した例も多いのですが、一つ素質を判断する基準にはなる厩舎です。ビンテージチャートは3着。ミラクルルージュは4着。この馬も続けるか。注目。

 ラストは小倉9Rにレッドシェリフ。相変わらずの工夫無い臨戦過程で、あまり期待できませんが、小牧助手じゃないと言うだけで競馬にはなるでしょう。近走は見所乏しく、状態良さそうで得意の小倉で結果出なかったら、いよいよダートしかないかな、という感じ。まあこの人は今更ダート試さないでしょうから、気持ち的にはオーディン同様に「崖っぷち」のイメージ。悔いの残らないよう、精一杯応援したいです。

 とりあえずキャロ馬のお陰でどスランプは脱することが出来ましたけど、東京勢は昨年2月のバビロンから未勝利と以前長いトンネルの中。オーディンの双肩(?)にクラブとの付き合いが掛かります。というか、クラブ以上にこの厩舎ともっと長く付き合いたい。戸崎、頼むー!!

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