こういうのが厩舎多頭出資の醍醐味。

 今週は2頭。人後に落ちない上原マニアを自負する自分の一口最高の年を締めくくるのが上原先生の馬2頭、という事実を嬉しくも誇らしく思います。土曜。エリオットベイの2戦目。

24日は美浦南Wコースで追い切りました(67秒7−52秒6−38秒7−13秒1)。「先週の動きは上々でしたし、今週の競馬に楽しみを持って臨めそうだなと思っていました。今週の追い切りは同じく今週末の競馬を予定しているレイズアスピリットと併せて行いました。レイズが先行してエリオットが追走。3コーナーくらいでいったん前に出て、そこからまたレイズが出ていって最後に並びかけていき併入というのが理想ではありましたが、最後はレイズのほうが優勢でしたかね。さすがに相手は1000万下クラスの先輩ですし、エリオットは2歳の若駒ですから仕方ないですかね。だからと言って動きが悪いわけではありませんし、乗り手の感触も悪くなかったですよ。午後の様子も問題ないですし、態勢は整っていると思いますから今週のレースへ向かいます。一度使った上積みはあるでしょうし、ダート変わりも楽しみのひとつ。何とか前進を見せてくれればと思っています」(上原師)27日の中山競馬(2歳未勝利・ダ1800m)に柴山騎手で出走を予定しています。

 ダート替わりは勿論マイナスには出ないでしょうけど、今の中山芝コースは馬格のあるネオユニは合いそうでちょっと残念でもあります。デビュー戦では正直残念な騎乗振りだった柴山騎手。人馬共に前進期待します。日曜。レイズアスピリット。

24日は美浦南Wコースで追い切りました(67秒6−52秒5−38秒6−13秒0)。「最初は馴染ませるようにしながらじっくりと調整を進めてきて、いよいよ今週が競馬になります。ここまで順調に来ましたし、今週それなりに動かしてしっかりと体勢を整えられればと考えていました。今朝追い切ったのですが、併せ馬のパートナーは同じく今週使う予定のエリオットベイ。レイズが先行して前を走り、最後に併せて、理想は鼻づらを並べてゴールインというものでした。結果は、終始外々を回ったレイズのほうが脚色優勢でフィニッシュしましたね。まぁ、理想通りになればお互い言うことはなかったですが、今回は格の違いということでしょうか。段々と落ち着きが出てきて無駄な体力も使わないようになってきているし、充実してきているのは確かだと思いますよ。昇級戦になりますからそう簡単ではないでしょうが、どれくらい頑張ってくれるか楽しみに見たいですし、来年につながっていくような競馬をしてくれればと思っています」(上原師)28日の中山競馬(グッドラックHC・芝2500m)に丸山騎手で出走を予定しています。

 ホントにこの場当たり極まりないゆとり騎手に鞍上が固定されるのは私にとってこの上ないバッドニュースなのですが、過去2勝がどちらも彼の騎乗というのは事実。上手い・下手を超えて馬が合うと言うこともあります。今回は素直に応援。今後に期待が持てる無いようだと良いですね。


 ところで今回、同じタイミングで走る同じクラブの馬ってこともあり、最終追い切りは一緒でした。なかなか無い経験なので嬉しいです。それぞれ、その馬の立場から見たレポートで、人によっては言葉じりを捉えたくもなるでしょうが、私は両方の出資者に楽しみになる要素と、課題をちゃんと示すこの人の気遣いが本当に好きです。2頭とも、今ホットな美浦坂路も使っていますし、まだまだこれからの馬ですが、今週も頑張りを期待したいですね。

 あっちなみに今週土曜は朝4時半起き(!)で夕方まで外に出ているので、勝っても負けても日中はメール送らないでおいてやって下さると嬉しいです。宜しくお願いします。

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