まずは無事に(主に騎手

かつてウインマジェスティという馬に出資していて、平地で未勝利勝ち上がりまでに12戦を要し、500万では厳しいと判断されて障害入り。3歳馬ながら初戦を完勝し、これはジャンプの大物!と期待されたOP戦で故障。そのまま引退。騎乗した西谷騎手をして「無事ならここも楽勝だった」「翌年は頂点を狙えた」と言わしめた逸材でした。それ以降、いつかまたジャンプレースに、と思っておりましたが、まさかこんな不安なレース前になるとは(苦笑)。

調教師も言う通り、大丈夫だと鞍上の判断を信じるしかありませんが…とりあえずは、無事の完走、何より騎手に怪我をさせずにレースを終えることを願います。

 

3日は美浦Wコースで追い切りました(82秒0-66秒4-51秒5-37秒1-11秒6)。4日は軽めの調整を行いました。「帰厩後、コンスタントに動かし、ときには時計も出して負荷も求めてきました。そして、折を見て障害練習も採り入れるようにしていまして、体調はいいな、小倉の開幕週、遅くともそのあとくらいには行けそうだなと思える様子ですが、相変わらず難しさも見せていますね…。典型例は障害練習中のことで、バンケットをくだってのぼった時にブレーキをかけました。見ている側は障害練習だけに限らずかなり心配になりますが、草野太郎に本音を聞くと今のところ大丈夫と言ってくれています。癖と言いますか、この馬の傾向を直接肌で感じ取ってくれているからなのでしょう。人のことも馬のことも思うと無理だけはさせられませんが、乗ってくれている彼がそう言ってくれているのであればと思いそのまま調整を進めていきます。3日に2頭併せの形でしっかりと動かすことができましたので、この後も適宜動かし態勢を整えていきます。来週は変則スケジュールになるのでそれを活かして移動と現地スクーリングに充てて、対応可能と見れば来週いずれかのレースを目指すつもりでいます」(田中博師)13日もしくは14日の小倉競馬(4歳上障害未勝利・芝2860m)に草野騎手で出走を予定しています。

 

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。