おめでとう。

コンダクトレス、福島10R桑折特別で勝利しました。

コンディション良さそうでしたし、前走以上に揃ったメンバーとは言えやれそうな感じはありましたが、まさか逃げるとは。しかし結果それが嵌まり、最後は余力残しての楽勝でした。

前走、悔しい競馬になった杉原騎手。あれで騎手を変えるのは簡単ですが、苦言を呈しつつもちゃんとチャンスを与えるコジシゲさん。まだまだ弱いところのある馬を中1週で保った陣営スタッフも含め、これは人の勝利ですね。

近年、エージェントと牧場に牛耳られ、ヒューマンドラマが希薄になって、ドライな「ただのギャンブル」に近づいてしまった部分もある競馬ですが、こういうレースを見ると、まだまだオンリーワンな競技だなと実感できて、嬉しいです。鞍上は記念すべき100勝目。調教師も府中メインで重賞制覇。どちらも益々頑張って欲しいです。

まあしかし、久しく勝てなかった一口。大期待馬がデビュー前に去ったり、抽選運がなかったりでラインナップもかなり手薄になり、すっかり隠居道楽とかしてましたが、今月2勝目。少し上昇気流に乗れるかな。まあ、まったりでも問題ないけど。

21日の福島競馬では五分のスタートからすんなり先手を奪い、道中は楽にレースを進める。リードを保って直線を迎えると、後続の追い上げをきっちり凌いで優勝。「スムーズに先手が取れましたし、道中も馬と喧嘩することなく進めることができました。リズム良く運べたので、直線まで余力を残して行けたのは大きかったですね。控えても競馬はできるタイプですが、今日のような形でも走れたのは収穫だと思います。レースは完勝と言っていい内容でしたし、前回の悔しさを晴らすことができて良かったです。ありがとうございました」(杉原騎手)「牧場でたっぷり時間をかけてもらって臨んだ前回のレース後に短い間隔で再びレースへ行くということで、見方によってはちょっとキツいと捉えることもできるタイトなスケジュールでしたから自信を持って臨めるようにしなければいけないと考えていましたし、ギリギリまで慎重に見極めた上でゴーサインを出しました。スタッフの意見を元に自分でも跨って大丈夫と確認して最終的に送り出したわけですが、なによりも結果が求められると思っていたので、プレッシャーもありました。そのような中で杉原も馬を信じて自信を持って乗ってくれましたね。今回は勝負をかけていたところもありましたし、クラブと相談してこのあとはお休みを入れようと事前に話をしていたものですから結果を出せて本当に良かったです。この後についてはレース直後の様子をよく確認してからですが、福島ですし、このまま競馬場から牧場へ放牧に出すことも考えています。ありがとうございました」(小島師)レース間隔は詰まりましたが、厩舎サイドの見事な仕上げで勝利を掴むことができました。全く危なげない競馬でしたし、今日のように力を出せれば、昇級後も楽しみな存在と言っていいでしょう。レース後は脚元の状態をチェックした上で、直接NF天栄へ放牧に出る予定です。今後については当地での状況次第で検討していきます。

 

 

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