距離はなんとか?

13日は美浦南Wコースで追い切りました(67秒1-53秒2-39秒2-13秒4)。「先週ちょこっとだけ気になった飛節のほうは問題ないと思えたので木曜日に追い切っていて、その後も変わりはありませんでした。ただし、今度は左前脚に打撲なのかちょっと張りが見られました。週末にしっかりと負荷をかけられないかもしれないと考えてプールを使うようにしていました。結果的にはコースではないものの坂路で時計を出せていて、週明けの様子も大きな問題はありませんでした。薄皮1枚分くらい厚みが出ているかな…という気はしなくもないものの、痛み、熱感などないことを確認したうえで今朝追い切ることにしました。3頭で行きましたが、実質、前のアウトライアーズは関係なく2頭併せで動かすもので、相手に杉原が乗り、その馬と直線並べて伸ばしてあります。後ろから前へと大きなフットワークで推進していくような動きがこの馬の良さだと思っているので、そうなるようなイメージを持ちながら調整してきました。正直に言えばすごくいい状態とまでは言えないかもしれませんが、戦える状態には持って来ることができたかなと思いますから、あとは得意の競馬場で初めてとなるこの距離に上手く対応してくれることを期待しています」(小島師)16日の福島競馬(フルーツラインC・芝2600m)に杉原騎手で出走を予定しています。

 以前、福島競馬へ向かうときは2600を避けて適距離を待った判断を支持しましたが、2勝クラスのローカル条件は限られたチャンスを使っていかないとえり好みできませんからね。このタイミングでこの条件試すのは賛成です。少なくとも、府中に行くより良かった。

中間若干の問題があったようですが、こういうときこそ透明性の高いコジシゲ流の出番。ほかの厩舎だったらこの辺の話、レース後に出てくるか、新聞で不意打ち的に知ることになってたと断言できますね。前走も着順ほど負けてませんし、今回はハンデで52キロ。不安より楽しみま勝ります。なにより、敗戦や失敗からもしっかり学びを得ることの出来る厩舎。何の不安もなし。

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。