鼻で。

 毎日王冠はソウルとマカヒキの匂い立つお客さん感に俄然色気づいてグレーター・アラジンの2頭軸で勝負しましたが、ついでにリアルスティールも軽視してトリガミ。この馬、本当に馬券のリズムが合わないわあ。まあ、今日は馬云々ではなくデムーロで考えるべきだったな。反省。

 ティンバレスは京都12Rに出走、6着。

8日の京都競馬ではまずまずのスタートから促して中団を追走。直線はジリジリと脚を使うも6着。「スタートの芝で少し遅れてしまったのですが、ダートに入ってからは行きっぷり良く追走することができていました。道中も集中力を欠くようなこともなく、しっかり走れていましたね。前もなかなか止まらない中でも最後まで頑張ってくれていましたし、この条件も合っているように思います」(浜中騎手)「前がなかなか止まらない展開でしたが、この馬自身も最後まで脚は使ってくれていました。ブリンカーの効果もあったようでレース内容は悪くなかったように思いますし、使っての上積みにも期待したいですね。この後はレース後の状態をしっかりとチェックしてから検討していきます」(吉田師)最初の芝では行き脚がつきませんでしたが、その後はブリンカー着用の効果もあったのか集中してしっかりと走れていました。休み明けを一度使ったことによる上積みが見込める次走で前進を期待したいと思います。この後はトレセンに戻って馬体を確認してから検討していきます。

 戦前に言いました通り輸送無しの490アンダーまで絞れば短縮・ブリンカーでかなり楽しみな一戦でしたが+12キロの502。まあ、太ましすぎて怒る通り越してもう鼻で笑っちゃいますよね。レースは先行グループ見る形で中団先頭を単騎と理想的な流れ。直線入り口でややもたついた結果ポジション悪くなり狭くなったものの、ブリンカー効いたかそこでも怯まずゴールまでじわじわ伸びて僅差の6着。前に行ってバッタリを脱却したのは良かったですし、馬体が絞れているか、叩いて2戦目なら反応も違ってかなり僅差まで来そうですが、恐らくまた放牧でしょうし、在級でも現状維持仕上げで498くらいで出てきそうだし、なんともなあ…。

 繰り返しになりますが、引退まであと僅か。馬は一時期のバランス崩してた時期を脱して前向きさ取り戻しつつありますし(一口それなりにやってる人はご存じの通り一度崩れた牝馬のメンタルが戻ってくるのはなかなか希有なことで、この点は結果論であってもナマクラしがらき−吉田直コンビに感謝したい)、一度で良いから勝負仕上げで走らせてやってほしいものです。

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。