やむなしか。

「先週の競馬は馬体重こそ減っていましたが、もとよりもう少し絞れてもいいのではないかと思っていたのでそこまで大きな不安要素としては捉えていませんでした。しかし、いざレースへ行ってみると前走で見せたような走りにも及ばず、進んでいく気配もあまり感じられないものになってしまいました。調教はやりすぎないようにして疲れを残さずにレースへ臨んだつもりだったのですが、ジョッキーの話ではそれでも元気があまりないように感じたとのことです。今回は敢えて間隔を詰めて上積みを期待してレースへ送り出したのですが、苦しさもあるのかもしれません。長期休養もしていた馬ですし、何とか復帰して良い競馬を、そして良い結果を出したいと思っていただけに、期待に応えることができず本当に申し訳ございません」(上原師)長期休養を挟んで臨んだ復帰初戦はさすがに厳しい面もあり思うような走りができませんでしたが、間を挟んで臨んだ前々走は見どころのあるレースをしてくれ、スムーズであればもう少し上位に来ることができていたのではないかとも思えました。今回は競馬を使っての上積みに期待して臨んだものの、いざ蓋を開けてみると道中は進んでいく気配がなく、直線でも脚を使えずに大敗を喫してしまいました。良かれと思って間隔を詰めて出走しましたが、もしかすると思いのほか内面に苦しさがあったのかもしれません。この状況を鑑みるとケアにはそれなりの期間を設ける必要があって次走のメドを立てにくく、どんなにスムーズに調整できたとしても夏番組以降の復帰となり、クラス再編成による降級馬たちとの戦いを強いられてしまいます。また、復帰2戦目がここ最近の中でのいちばんのパフォーマンスではあったものの結果的には上位から離されてしまい、続戦した前走の内容からもそれ以上の走りを求めるのは酷な状況です。それらを踏まえて今後について上原博之調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することとなりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。

もうちょっと競馬見てみたかったですけどね。前走の走りは精神的な部分も大きそうでしたし、骨折や目の怪我なんかもあって、競馬に前向きな部分が削れてしまった印象。ここからまた長期休養となるのであればこの判断もやむなしかと思います。おつかれさまでした。

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