惜しいっ!!!

 フレデフォートは函館オーラスの立待岬特別に出走、2着でした。

15日の函館競馬では中団を追走。直線では狭いところを割って伸びてくるも勝ち馬には及ばず2着。「2走前に直線で前が詰まってしまい脚を余したのもあったので、前走は外を回ったのですが、さすがに脚があがってしまいました。今日も内目の枠でどうしようか考えましたが、もう一回内で勝負しようと決めていました。直線でいったん引っ張るような格好になったのは痛かったですが最後まで諦めずにしっかり伸びてくれました。チークの効果でリズムよく走れていますし、あと少しで勝てるところまで来ているので次はなんとかしたいですね」(大野騎手)軽ハンデの勝ち馬を惜しくも捕らえることが出来ませんでしたが、このクラスを勝ち上がるだけの力を見せてくれました。今後は札幌開催を目指すことになりますが、中途半端な間隔では出走できなくなる可能性があることから、馬体に問題がなければ権利のある内に出走する可能性もございます。

 連闘→中1週という苦しいローテでしたが、パドックで確認する限り、馬体の張りは充分現状維持できている。好勝負可能な出来。レースはスタート五分に出て、近走と同じく余り行き脚は付かず中団。3コーナーから少し手を動かして行きつつ、大野騎手はインベタ。直前のG3で、トランスワープを見事栄冠に導いたのと同じ乗り方。内枠を引いた以上これしかないと腹を括っている。直線、前のバテた馬がよれ、完全に壁になって待って立て直す不利がありながら、最後はインから猛然と伸びて、勝ち馬を際どく追い詰めたところでゴール。

 ううん、何とも惜しい競馬でした! 直線あそこで開いていれば、もしくは逃げ馬のハンデがもう1キロ重ければ、きっちり捕まえた競馬でしたね。でも、悪くすればもっと致命的な不利を受けて惨敗した可能性もありましたし、今日の結果には大満足です。大野騎手もお見事。前走のように外を回しては届かなかったでしょうし、2走前の反省も踏まえつつ、力を引き出しきってくれました。厳しいローテの中、勝負に足る出来をキープしてくれた陣営にも感謝です。

 負けはしましたが1000万特別の2着賞金は非常に美味しいですし、ここ2走のモヤモヤを晴らす競馬で、このクラス突破には目処が付いた感じ。この後は放牧して、札幌後半に備えるのが本線でしょうが、馬の状態次第では秋まで待機も良いでしょうね。コースを選ばなくなってきていますし、なんとか年内勝ち上がりを目指して頑張って欲しいです。今年既に9走して、2戦を除き全て掲示板。この馬とマージービート居なかったら、今年は相当げんなりする成績(というか、馬が出てこない)。有り難いです。これからも元気でー。

 さて、これを踏まえ、キャロ1歳のDubawi牝馬をどうしてくれようか…ドイツ血統で面白さはありますけど、牝系のパンチ力では圧倒的にフレデフォート。まあ、フレデより安いことが絶対条件、かつ馬次第ですかね…。一応出資候補ですー。

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