騎手は良いけど。

30日は美浦南Pコースで追い切りました(68秒0−51秒9−37秒5−12秒2)。「今週の追い切りは実戦を想定して左回りを経験させておこうと考え、ポリトラックコースでの追い切りを選択しました。テンの入りがややゆっくりで全体の時計は遅くなってしまったのですが、ゆっくりになったからといって、力みは目立たなかったんですよ。時計的には遅いものの、馬のリズムという点ではとても良く、前半これだけふわっと走ることができれば終いにかけて余裕を持って伸ばしていけるということを確認できましたからね。いい感触を持って今週の競馬へ向かえそうですが、鞍上についてはちょっと困っていました。というのも、今回は芝をメインに考えようと思い、瞬発力勝負になりやすい外回りよりも内回りコースのほうが好ましいと考えたことで芝の2000mを目標にしていました。先週の段階で柴山ジョッキーをおさえることができていたのですが、残念ながら週末のレースで騎乗停止になり彼が乗れなくなってしまったんです。それで代案を探ったけれど、思うような人たちは軒並み先約が入っていてすぐに決めることができない状況でした。それなので、想定を見て、出走間隔的に乗れなさそうな人や空いている人を見つけて決めることにしました。その結果、大野ジョッキーの都合がつきましたので彼とのコンビで出走を考えたいと思っています」(小笠師)9月3日の新潟競馬(3歳未勝利・芝2000m)に大野騎手出走を予定しています。

 柴山→大野なんて自分からすると3ランクくらい違う(上がる)のでこの騎手変更は大ラッキー。あとは芝2000という舞台設定でしょうね。

 この時期になるとベスト条件がどうとかコンディションとか言ってられません。勝ち上がる力を馬自身の運で底上げできるかどうか。運がない馬は1000万の力持っていても消えていくのが中央競馬。個人的には非常に気に入っている馬なので、何とか頑張って欲しいですねえ…。

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。