愚かな選択、だが。

26日、27日は軽めの調整を行いました。「先週は申し訳ありませんでした。馬の状態は良かったですし、折り合いに不安のない馬でこの距離も期待が大きかっただけに残念です。道中何度かスムーズさを欠く場面がありましたし、もう少しリズム良く運べていれば違ったでしょう。幸いレース後は目立った反動は見せておらず、軽く動かしつつ馬体も戻ってきています。ジョッキーに聞いても距離が敗因とは思わないとのことですし、揉まれずスムーズな競馬ができれば勝負になると思いますから、この後はオークスを目指していくつもりです」(松下師)5月21日の東京競馬(優駿牝馬牝馬限定・芝2400m)を目標にしています。

 前2走を受けてここからの延長、相手強化共に非常に愚かな選択。でもその愚かさを牧場、クラブに強いるのがクラシックであり、それを甘受するしかない、その褌で相撲を取らせていただいている身。まあ、仕方ないです。これで夏前半、あるいは夏まるまる棒に振るでしょうが、そこまで含めて仕方ないです。1/18を占める権利を持っていて、それが宣伝広告を兼ねたクラブ馬という存在であれば、それが勝負的にはほぼ100%無駄な占拠であっても他に席を譲る必要性はないですわな。

 調教師も距離不安を言ってはいけない、という強迫観念みたいなものを前走前くらいから強く感じますけど、若手なんでそこは従順であれかしでしょうな。この人の評価は夏以降の選択肢でしていこうと思います。

 しかしこんなに嬉しくないG1出走ってなかなか無いよね。それも傲慢な話ですが。一方でチャンスあるレースに出走する際は未勝利や500万にでもちゃんとわくわくしますし。少しでも早く夏以降の「自分の道」に踏み込んで、ディーパワンサの競馬にわくわくできるよう、最後方でも良いので大きなダメージなく無事に回ってくることを心から願います。

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。