ブチコ色々あれでしたなあ。あれだけ再三にわたってレースに影響したら、厩舎にも重罰(半年馬房減とか)課して良いと思うのですけどね。馬がかわいそう、なんて綺麗事以前に、大変なお金が動いてるわけですし。斜行問題とかも含め、騎手以上に調教師には責任者としてもっとね。まあ、良い子を産んで欲しいところだけど、あの気性で繁殖ってのもなかなか。
さておき今週は2頭。まずはデビュー戦となるシュメッターリング。
18日は美浦南Wコースで追い切りました(52秒8−39秒1−13秒5)。「先週に続いて今週もウッドチップコースでのコース追いを行うことにしました。先週は先行する形でしたが、今週は追走する形にしています。相手は初戦で4着に来ている馬ですし、決して動かない馬ではありませんから、この馬にどの程度迫れるかなという期待も持って動かしてみたんです。道中の行きっぷりは良くて、手応えも十分。これならという感じではいましたが、いざ動かし出すとジリジリジリという走りでしたね。決して悪いわけではないのですが、シュッと来る感じというよりはじわじわ伸びてくるタイプということなのでしょうね。強気なことは言えませんけれど、順調に調教をこなしてきましたし、態勢を整えられたと思いますから今週の競馬へ向かいます。初戦ということでいいジョッキーを押さえられればと思っていたところ、ちょうどこの日に来るということでルメールジョッキーにお願いできることになりました。今後につながるようないい走りを見せてくれたらと思っています」(小笠師)21日の中山競馬(3歳新馬・ダ1800m)にルメール騎手で出走を予定しています。
この厩舎でルメールは全くイメージしてませんでした。ナベヒロなら最高だったのですが、勿論文句なし。調教からは強気になりづらいですが、ゲートの頃からじっくりやっていく姿勢が感じられて厩舎には好感持ってますし、使うからにはそこそこ格好付けてくれそうな気も。元々ディーパワンサよりずっと期待してた馬。頑張ってください。
もう1頭は久々のエリオットベイ。
18日は美浦南Wコースで追い切りました(54秒7−39秒7−13秒6)。「先週は最後の脚色がかったるくなりかけるものでしたので見栄えはもうひとつ良くありませんでしたけれど、長めからしっかりと負荷をかけられました。その分の変化がどのくらいあるかを探るように動かしてきて、今朝の追い切りを行っています。まわりに左右されずに自分のリズムで走ってどうかを見るため今日も実質単走でスタートしたのですが、終いはやや甘くは見えたものの、先週よりは良かったかなと思えましたね。息遣い等を聞いても伸びしろもありますけれど、今週の競馬へ向かっても問題ないのではないかと思うものでした。休養明けでもありますし、この時期どうしても硬くなりがちなのであまり強い調教ばかりを何本も課していってもどうかと思いますからね。それで今週の中京1900mを本線に据えて考えていたのですが、福永ジョッキーを押さえることができました。うまくリードしてくれたらと思っています。久々は割り引きかもしれませんけれど、クラス上位の力があるはずですので何とかいいところを見せてほしいですね」(上原師)22日の中京競馬(4歳上500万下・ダ1900m)に福永騎手で出走を予定しています。
勝ち上がった後の2戦を見ると、1800のペースより長いか短いかで変化を見たいかな、とも思っていたので、100とはいえ伸びるのは良いこと。平場の福永も悪くない(先週のカフジプリンス見て、改めて動く馬しか乗れない人だなあとは痛感しましたが)。まあ、相手云々よりここは二度の頓挫挟んでの13ヶ月ぶりですからね。無事回ってくること。その後は、お兄さんも4歳暮れに復帰してから纏まった結果残してるので、じっくり期待していきたいです。