先に繋がる競馬。

 昨日は早く起きてイベントに参加、終わってから仕事の打ち合わせをしてそのままメシへ。終電を逃し朝まで飲んで、何故かAM5時に焼き肉を食べて帰ってきて今まで寝てました。みんなはこんな大人になるな。俺との約束だ!

 さておきサフィロス。京王杯2歳Sに出走、2着でした。

8日の東京競馬は後方の内々でじっくり待機して折り合いに専念。直線は間をついて伸びて来たが勝ち馬に逃げ切られ届かず2着。「ここが勝負と思っていたので最後方から行っても仕方ないし、後ろでも勝負になるようにしたいと思っていました。内がポッカリ空いていたのでそこを利用する形で進めて勝負したんです。トモが緩い分、坂でバラバラになりましたが、坂を上ってからまたグッと来てくれました。勝った馬は何気に気にしていたんです。初勝利のときが強かったし、嫌だなと思っていたら楽に先頭を走っているように見えたので余計に気になっていたんです。サフィロスもよく頑張っていますが、今日は流れが向ききれませんでした。それでも1400mでこれだけ頑張ってくれましたし、先々がまた楽しみです」(三浦騎手)「う〜ん、いい競馬はしているんですけれど…。折り合いも良かったと思いますし、いい内容の走りではあったと思うんですけれどね。2歳戦とは言え重賞で前が比較的楽なペースで行っていましたから前が残っても仕方ないでしょうか。勝ち馬も人気がなくて気楽に行けたのもあるでしょうし…。トモがしっくりしきれない分、スタートで頭が上がり気味になってスピードに乗っていかずに後方からになったのも影響があったでしょう。いちばんいい結果を出せなくて悔しいですが、1ハロン延長して課題の折り合い面をクリアできたのは良いことでしょうし、悲観的にはなっていません。今後に関しては様子を見たうえで相談させていただければと思いますが、トモなどがパンとしていなくて苦しさを見せた今回のレースっぷりなどを考えると先々を見据えた選択をしたいかなという気もしています」(手塚師)これまで一生懸命すぎる部分が全面に出ていただけに1ハロン延長がポイントでもありましたが、折り合い面には進展を見せてくれたように思います。ただし、トモがしっかりしきれていなくてスタート後、そして坂で理想的な走りにはなっていませんでした。それでも伸びてきて力を見せてくれていたと思います。勝負根性もある馬ですし、心身ともに先々を見据えながら成長させていきたいところです。暮れのG1という選択肢もありますが、基本的には将来を見据えた選択肢をしたいと考えております。そのことを踏まえたうえで状態を見ながら最終的にどうするか判断していきます。

 距離と折り合いに不安のある馬としては100点の騎乗。あのタイミングで外に出して、しっかり伸びてきたけど前が楽だった。流石戸崎だなあー。最速上がりを繰り出して、きっちり賞金加算。これで挑戦する矛先の難しい来春だけではなく、本当に狙うレースが出現する来夏の優先権利を得たことは大きい。良い競馬でした。むしろここで勝っていたら後はマイルまで伸ばすしかないし、それが将来にどういう影響を及ぼすか分かりませんしね。この馬の武器である根性と末脚をしっかり活かしつつ、よりメンタル面や走りに心境が見られれば古馬相手でも無様な競馬はしない気がします。

 春の目標はファルコンS。そこを使いつつサマースプリント。これが本線でしょうが、クラブ馬の事情次第ではマイルC挑戦もあるかと。それはそれで、記念にはなるでしょうが、できれば1400以下に固定していって欲しいですねー。その点で調教師が先を見据えるコメントしているのは良いですね。

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。