なんとか勝ったー。

 サフィロスはカンナSに出走、1着でした。

 1人気にはなるだろうと思いましたが、まさかの一本被り。週中も書きましたけど、前走の内容が偉くマスコミ評価高いんですよね。これも書きましたが、私的にはここの競馬を見ないと何とも言えない、という気持ちでした。レースはスタートやや遅め。横の馬がいなくなったこともありポケット状態で折り合い付くかな、と心配しましたが、案の定ガッツリ掛かって、落ち着いたのはもうコーナーに差し掛かってから。それでも逃げ馬を見る絶好位で直線へ。そこで内も空いていましたが三浦君は外を主張。同じコースを取った戸崎の馬とぶつかる勢いで暫く喧嘩。なんとか2頭ともコース見つけて追い出すと脚色はサフィロス優勢。前を捉えて先頭ゴールでした。


4日の新潟競馬ではややゆっくりとしたスタートも内からポジションを上げて中団からの競馬。直線で一瞬進路が狭くなるシーンがあったものの、間が開くと素晴らしい伸びと勝負根性を見せて優勝。「ヒヤヒヤさせてしまいましてスミマセン。さすがに厳しい競馬でしたが、力が上でしたし、我慢して何とかなるようにしたところ、力を見せて勝ちきってくれました。前半はガツンと来ましたが、許容範囲内でした。デビュー前から感じていたので、そのときから教えておいて良かったなと思いました。そうでないと、さすがに力んでキツくなっていたと思います。本当に力をつけてきているし、まだまだこれからです。ありがとうございました」(三浦騎手)「ビッシリ仕上げたわけではありませんが、程よい状態で臨めたと思います。前走の内容から人気になるかなと思っていたのが週明けの競馬誌の印を見ていたら思ったほどついていなかったのでアレッ?と思っていたのですが、蓋を開けたらすごい人気(苦笑)。それも希望とは逆の最内枠でしたからね。ちょっと心配でしたが、文句ナシでしたね。いい経験になったと思います。デビュー前はちょっと喉がしっかりしきれていなくて息遣いがいくらかゴロゴロしていましたが、前走時にはまったく問題なくなっていました。両レースとも舌を縛っていたのですが、前走はマリオからのリクエストもあったからでしたし、この中間もまったく気にならなかったので今回は舌縛りもせずに臨めました。気持ちも切らさずしっかりと走れていましたし、今後の可能性を感じさせてくれましたね。まだ子供っぽくて一回一回リセットしながらレースへ向かっていきたいですし、再び放牧を挟もうと思っています。折り合い面や精神面、距離適性、そして将来の成長のことなどを考えると負担になってしまう暮れの阪神には向かわないつもりですが、次走で1400mを試してみるか1200mに専念するかも含めてよく検討したいと思います」(手塚師)前走の内容から自信はありましたが、窮屈な競馬となると一抹の不安があるため最内枠からの発走と折り合い面が課題になると捉えていました。結構厳しいレースではありましたが、その中でしっかりと結果を残せたのはさらに自信になりましたし、可能性も感じさせてくれました。今後はメリハリをつけるためにもこのままノーザンファーム天栄へ放牧に出しますが、次走は1400m戦へチャレンジすることも含めて考えていく方針です。

 まあ、良い競馬とは言えないレース振りでしたね(苦笑)。ハープスター新馬を思い出しました。普通に内通ってても勝てた気はしますが、1頭分のスペースに飛び込んだのは同タイミングでしたし、あそこで引いたらもう負け。三浦君と、サフィロスのガッツが感じられるレースではありました。この時期にOPの賞金積めたことで3歳夏のクラス編成まではOP確保。朝日杯は出ない方向のようですが、と言いつつも目標がないため、今後は距離を伸ばすしかありませんが、なんとか1400でも競馬できると将来も相当楽になるので、せめて2歳の間はマイルあたりまでこなして欲しい所です。勿論京王杯やファルコンSなど、1400の競馬と1200のOP狙いでも全然OKですが。

 初のOP特別勝ち。アルシラートの「あれ」からもう8年。長い戦いだったw これで一口馬主DBの達成記録でトロフィー付いてないのは交流重賞だけになりました。ムービングアウトに出資できなかったので、エルマンボに期待するしかないぞー。頑張れー。

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